今年は新人が群雄割拠で5人じゃ足りないくらいなんで難しいですが、去年の代表に惜しくも選ばれなかった人を軸に考えるとこんな感じ。
2012年に期待する女性声優5人
① 石原夏織(18歳 スタイルキューブ)
2011年
2012年
今年のイチオシ、ということで。
昨年は同じゆいかおりの小倉唯が活躍したが、今年はメインヒロインや主要キャラが予定されており、こちらに流れが傾きつつあると踏んだ。人気声優の登竜門である文化放送の「らじおどっとあい」での出演が決まったことも好材料。
声質は宮崎羽衣に斉藤桃子を足したような感じ。両者とも使える声質であり使いこなせれば小倉唯よりかなり有利に働くだろう。
ゆいかおりとしての活動とは別に声優ユニット「StylipS」を結成したが、まだまだ声優としては駆け出しであり、まだ未経験に近い2人を引っ張っていけるかどうかは謎。
② 日高里菜(17歳 ATプロダクション)
2011年
2012年
昨年、初のヒロインで出演した戦国乙女〜桃色パラドックス〜(豊臣ヒデヨシ(日出佳乃))だったが、ほとんどの出番は喜多村英梨の明智ミツヒデが持っていく結果になってしまった。
しかし全体的に出番の質は上がっており、5年目となる経験の長さも手伝ってこれからの活躍も十分期待できる。
③ 大久保瑠美(22歳 81プロデュース)
2011年
2012年
昨年彗星のように現れた期待の新人。きちんとした役名がある仕事がフリージング(ヒイラギ=カホ)からという中、まずはゆるゆり(吉川ちなつ)で頭角を見せ、後に正体が明かされたスイートプリキュア♪(調辺アコ / キュアミューズ)で一気にブレイクすることになった。
典型的な「竹達彩奈互換」という今売れるには最適な声質を持っているが、肝心の竹達彩奈と同い年であるため正面から競合してしまうのが難点。
今年はまだ予定がないが、「ゆるゆり」2期が決まっている7月までに何本のレギュラーが入るか注目。
④ 三森すずこ(25歳 響)
2011年
2012年
橘田いずみがヴァンガードにかかりっきりになってしまった代わりに、ミルキィホームズメンバーで声優として活動の場が広がりそうな彼女。(他の2人もWebラジオでは結構な数の番組を持っている)
テレビアニメでの出演数は少ないが、すべてにおいてアニメの外での展開や反響が大きく、キャラクター以上に中の人として彼女自身がピックアップされた機会がとても多かった。これまでの中でもとても珍しく、これからの流行的にこういう形のブレイクは増えるのかも。
今年は「ミルキィホームズ」2期放送と武道館での公演と「ゆるゆり」2期。そして声優としての幅の広がりに期待したい。
⑤ 瀬戸麻沙美(18歳 シグマ・セブンe)
2011年
2012年
デビュー1年目で2タイトル主演、養成所抜きでシグマのオーディションに合格したということから実力派とうかがえる。
声質は低めで少年系やボーイッシュ、大人の女性などが馴染むのだが、この系統を究めていくと媚びるタイプのメインヒロインは難しそう。あとえふすく的に覚えるのが苦手なタイプ(滅殺)
今年もとりあえず主要キャラに食い込んでいるようなので、若さと勢いで突っ走ればなにか変化が見られるかもしれない。
5人には入らなかったけど期待はしてる人たち
- 小倉唯(16歳 スタイルキューブ)
石原夏織に比べると声質先行の感じが強いのでどう演じるかよりどんなキャラに出会えるかどうかがポイントになる。キャラが合わないまま他の声優に絡むと浮くかも。 - 津田美波(22歳 青二プロダクション)
「フラクタル」が不発で終わったかと思ったら「ゆるゆり」で存在感を発揮(ただし本人で) 地力はあると思われるのでいろいろな役をやってほしい。 - 三上枝織(22歳 青二プロダクション)
「ゆるゆり」で存在感の薄さが存在感というかわいそうな立ち位置になってしまったため、「ゆるゆり」以外での存在感が保てるのかどうかすら怪しくなってしまった。むしろ薄い影役に徹してもよい(そういう声優も好きだし評価したい)が、そうなるとこのコーナーでの代表入りはあきらめざるを得なくなるので、5人に入れるわけにはいかないw
もうひとつのキャラでバールのようなものを振り回してみてはどうか。 - 金元寿子(24歳 ぷろだくしょんバオバブ)
上記同様「イカ娘」以外のキャラが立たないのが難点。何かもうひとつ、または別のキャラでインパクトを与えないとブレイクは難しい状態。機会には恵まれているようなので生暖かく見守るしかない。【追記】と思ったら「スマイルプリキュア」が決まったよ。なんという強運。 - 大坪由佳(18歳 EARLY WING)
「ゆるゆり」での活躍は見事だったが、よくも悪くもそれしかないので今年のことを語るには未知数すぎる。
某ドラマCDも聞かせてもらったが、声が一緒なので別の種類を聞いてみないことには判断できない。まだ10代なのでそう急ぐ必要もないとは思うが。 - 阿澄佳奈(28歳 81プロデュース)
いつ代表になってもいいくらいの実力とポジションを維持しているもののいかんせん代表作と言える主演が少ないのが難点。
「WORKING!!」や「アマガミSS」でようやく「脱ゆの」できたものの、最近はすっかり脇を固める役割に定着してしまっている。いやそれはそれでいいんだけど。 - 佐倉綾音(18歳 アイムエンタープライズ)
「夢喰いメリー」でデビューしたもののそれ以外での活躍は特に見られず、むしろラジオでの中の人のキャラクターがハジけている点ばかりが目立った。
声優界では珍しい(そして若い)巨乳の持ち主であり、同年代のやはり巨乳と目される上坂すみれとの張り合いが楽しみである。
しかし2次元ではつるぺたがもてはやされるのになぜ声優ではゆかなや原田ひとみをはじめとして巨乳がもてはやされるのだろう。希少価値か? - 上坂すみれ(20歳 スペースクラフト)
スペースクラフトの最終兵器。というかもう彼女しか残っていないのではないかと思うのだが、残り物とは思えないポテンシャルを秘めた逸材。
とはいえなにぶんアニメ出演歴がほとんどないため、今年が評価の年になる。とりあえずウォッカはやめとけ。
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