2012年2月1日水曜日

第619回 東京都青少年健全育成審議会議事録を読む

第619回 東京都青少年健全育成審議会議事録
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/09_singi/619/619gijiroku.pdf

都民からの通報申出①「性行為を連想させるテレビドラマについて」

○青少年課長
 そのうち1番目、性行為を連想させるテレビドラマについて、これは同趣旨の申出が3件ありました。具体的には、昨年、非常に視聴率が高かったようですが、「家政婦のミタ」というドラマ番組がありました。事務局で映像を確認できませんでしたが、その申出の内容が、たぶん「家政婦のミタ」に対してだと思いますけれども、子役が大人に対して、要するにセックスをさせろというような、詳細な表現はわかりませんが、そういう場面をテレビドラマでやるのはよろしくないのではないかというご指摘が3件ございました。これにつきましては、日本テレビに確認をしましたところ、性表現については、内部基準とか、コンプライアンス等に基づいて台本の審査等をした上でやっている。そのような場面はあったけれども、それは性行為を助長するためにつくった場面ではない旨の説明がございました。ドラマそのもので条例違反か云々ということではございません。あくまで青少年の健全育成に関するものとしてそういう申出がございましたので、必要な確認はさせていただいたところでございます。

 ふーん。そんなシーンあったんだ……って、なんで「たぶん」なんだよ。確認してないのかよ。
 その番組かどうかも確認しないままテレビ局に問い合わせたのかよ。向こうも思い当たる節があって返答してるけど別のドラマだったらどうするんだよ。
(通報してきてる時点で番組名くらいは送ってきてると思うんだけどさ……それならこの課長の口振りもなんだかなぁ)

都民からの通報申出②「不健全な図画を描写した“抱きまくら”の販売について」

○青少年課長
 それから2つ目が、不健全な図画を描写した“抱きまくら”の販売についてというのがありました。これも投書がありまして、インターネット販売で女の子の局部が漫画で描かれているような“抱きまくら”が販売されているのはおかしいというものがございました。これについては、インターネットでも販売されておりますし、系列の販売店、「とらのあな」でも実際に販売されておりました。これも直ちに絵や図面をもって、あるいはその“抱きまくら”をもって不健全ながん具類販売という条例違反ということではございませんでした。その店舗につきましても、確かに現物が売られておりましたが、「未成年立入禁止」という18禁のコーナーにおいて売られているということで、必要な配慮は一定程度なされている状況で、「青少年には販売できません」という旨の掲示もなされておりました。

 抱き枕は「がん具」扱いか。
 しかしこれだと絵や図面が本当にセーフなのかどうかは謎。どちらかというと区分陳列&販売ができているからOKって説明になってるし。

今回は不健全指定はすんなり通ってしまったのであっさりですよ

午後3時30分開会

午後3時54分閉会

 マジあっさりだ。何しに来たんだ審議委員。
 次回は2月13日開催で、14日にWebで指定図書が公開されるはず。


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