2008年1月12日土曜日

B!P!O! B!P!O!のコーナー 2007年12月分

 新年明けまして一発目。http://www.bpo.gr.jp/bpo/iken/index.html
●報道編
 殺人事件の報道が過熱していく昨今、報道番組のあり方が問われているが、佐世保銃乱射殺人事件の死亡した犯人の過去の履歴書がテレビに映された。これは見ていていかがなものかと思った。犯人がどうこうではなく、それをメディアに流す企業があるということが問題だ。そして報道のされ方も職歴、職業、資格、志望動機まで画面に映されている。転職回数が多ければ信用は低くなるかもしれない。しかし、それがあたかも犯罪をする人間かのように報道するのはいかがなものだろうか。景気のよいご時世ならまだしも、いま、仕事を探している一般の人々に影響を与えないといえるのか。軽々しい報道があまりにも多いのではないか。本当に最近は毎日テレビを見ていて驚かされる報道ばかりである。報道の自由、公平性、そういったものを報道機関全体でもう一度見直さなければいけない時代になっているのではないかと思う。
  まぁ向こうに言わせれば「死人に人権はない」んですよ。たぶん。
 各局への要望。興奮するからと女性の下着を身につけた後、民家に投げ捨てる行為を繰り返していた変態男逮捕のニュースをテレビ朝日の昼の番組で放送した。その際、投げ捨てられた下着がクローズアップで画面に出たが、下着の映像など放送しないでほしい。気持ちが悪くなるから。いまのテレビは大画面だから一段とショックが大きい。下着泥棒のニュースのとき、警察に押収された盗んだ下着のクローズアップが必ず映し出される。同じ理由で、今後はこれも止めてほしい。下着の映像なしでも下着泥棒のニュースは伝えられるはずだ。
  まぁ向こうに言わせれば「みんな下着に興味あるだろ?」ってことなんですよ。たぶん。
 東京の某キー局は局に批判的な質問をされると取材拒否をするそうだ。反省や今後に生かす気持ちのないような返事だ。批判されるのはわかっていて公正じゃない放送をする放送局。これがテレビ局の現状ではないか。質問されると返答拒否をするテレビ局が企業や役人の不祥事には「説明責任」と「情報公開」を公共の電波で訴える。自分達は批判的な取材をされると「今後は情報は出さない」、「批判されるのは分かっていてやっている」。この態度は一般社会ではあり得ない。テレビってそんなに偉いのか。「我々には権力を監視する義務がある」というようなことを某キャスターが言っていた。考えてほしい。テレビ自身が権力ではないのか?人を批判したいのならまず自分達の襟を正してほしい。
  ふーん。
 神の名を冠した某企業の霊感商法が報道されているが、そもそもこの事件の原因は、科学的検証の出来ない事を平気で放送する局とその放送に規制をかけない BPOにある。今まで散々BPOや各局、総務省に抗議を続けてきたが一向に放送は改まらない。いいかげん、処分を下して欲しい。
 霊感商法についての報道がされているが、事実が伝えられていない。私達一家はそれぞれに奇跡をいただいている。良い結果も報道していただきたい。
  これはまた好対照ですな。
●お笑い編
 今年の流行語大賞のトップテンに「そんなの関係ねぇ」が選ばれたが、子どもたちが今まで以上に真似るのではないかと心配している。海水パンツをはいただけの全裸に近い状態でテレビに出演しているが、賞を獲得したことにより今まで以上に出演回数が増え、子どもたちが見る機会も多くなるのではないのかと心配している。彼の前には股間を振るタレントが頻繁に出演していた。放送関係者は倫理観を持つべきである。
  その股間を振る男は今何してますか? きっと彼もそうなりますから(滅
 昼間からふんどし一つのタレントが出演していた。やたら股間を振るお笑い芸人に続き、ふんどし姿でサングラスをかけた裸同然のお笑い芸人が出演している。一人前の男がこのような姿で大衆の全面に出る事は公序良俗に反している。「公然わいせつ罪」に相当した行為で逮捕されても不思議ではないタレントを、なぜ子どもたちが見ている時間帯に出演させているのか。放送関係者には倫理観がないのか。
  実は知ったのは結構最近w
 テレビの番組である芸人が女子高校生に性器や臀部をこすりつけていた。これは未成年者に対する立派な強制わいせつ罪だ!これだけ犯罪が増え、苦しめられている女性がいるのにもかかわらず、性犯罪をネタにして笑いをとる芸人をなぜテレビ局は使うのか?これは、もはやテレビ局に強制わいせつ罪の教唆が成立するのではないのか?未成年者に対するわいせつ行為の教唆ではないのか?テレビは、面白ければ何をやってもいいのか!日本人のモラルの低下の一因は間違いなく、こういった犯罪じみた行為を行う芸人にあると思う。
  こんなことができる人間を自分はひとりしか知らないのだが……
●アニメ編
 深夜アニメ。この作品はとある高校の剣道部を舞台に、女子部員を中心に目標に向かって頑張る日々を描いた物語。ギャグを交えた物語だが、複雑でドロドロとした人間関係もなく未成年の不健全な描写も少なく爽やかである。劇中に時々剣道の用語などが出てくるので番組を通して剣道への興味が湧いてくる。良いアニメであるが深夜放送なのが残念である。
  「バンブーブレード」
 深夜アニメ。このアニメはいいと思う。最近まで放送されていた話は感動的だった。自らの運命を知りながらも必死の姉の結婚のために奮闘する姿、そしてそれを全力でサポートする主人公。アニメを批判する人たちにも見ていただきたい。
  「CLANNAD」風子ルート。
 深夜アニメ。登場人物の一人がクラスで集団無視されたり下駄箱の靴を隠されるなどのいじめを受けるが、それに怯まず真っ正面に立ち向かうストーリーでとても良かった。ただ、放送時間が真夜中だったので残念だった。ぜひ夕方などに再放送してほしいと思う。
  「D.C.II -ダ・カーポII-」……なんか違和感w 夕方に放送ってわかって言ってる?
  今回は推奨意見に名前を連ねたのが印象的でした。 というか褒められると逆に気持ち悪い文章だと思ったw
 アニメ番組。小さい子どもが食い入って見るような作品で、よく見られるCGなどによる激しい動きを無意味に多用するのを止めてほしい。先日流れた映画の予告を見て、CGのあまりの激しさに気分を悪くして嘔吐したことのあるうちの子どもがかわいそうでならない。過去のポケモン事件の経験を生かし、CGなどの乱用も子どもの体のことを考えた優しいものにしてほしい。
  すでに規制が発動している段階で発症しているのでその子はたぶん特異体質だと思います。
 最近「深夜アニメが子どもの犯罪を助長する」という論調が広まっていますが、そもそも子どもが深夜まで起きていること自体異常ではないでしょうか?子どもが深夜まで起きているのを認める親の側の責任の方が、テレビ局の責任より大きいと思います。子どもにとって不健康だし、そもそも深夜番組は子どもが見ないことを前提に作られています。犯罪の原因を安易にテレビ番組に求めてしまう昨今の風潮はおかしいと思います。

  まぁ何度も言われていることではあるんですけどね。

●その他編

「おしりかじり虫」の歌をよく放送しているが、歌詞をよく聴くと「おしりをかじってかじって~かじられちゃって超いい感じ」という表現があり、ぎょっとする。近頃は児童に性的な興味を持つ倒錯者も多く、警戒心を持たない子どもたちにこの歌を歌いながら近づき性的な害を及ぼすやからが出るのではないかと心配になる。
  前後の文に関連性をまったく感じないんですが。それなら「だんご三兄弟」でもできましたよね。
 最近、大画面テレビの普及によって、テレビ番組の字幕が小さくなっています。茶の間の29インチテレビでも読みにくく、自室の21型では、読めない字幕が多すぎます。今でも14型くらいのテレビを大事に使っている家庭もあると思います。どうか字幕を読めるようにしてください。
  小さいね。しかしいいテレビ持ってるね。うち20型。
 ラジオ番組。番組のコーナーでリスナーに電話をかけたのだが、リスナーは丁度電車の中であった。パーソナリティーは「ま、いっか」と言って電話で話し始めた。電車内での通話はマナー違反であるし、もし優先席の近くだったらどうするのか。「ま、いっか」で済むことではない。青少年がよく聴くラジオでマナー違反を推奨するとは何事だ。

  なーんか聞きおぼえのある話なんだよなぁ…… 【追記】「堀江由衣の天使のたまご」とのこと。

 元番組の情報をお待ちしております。


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