2008年5月22日木曜日

B!P!O! B!P!O!のコーナー 2008年4月分

 2008年度開始。結局意見の公開方法は変わりませんでした。
 http://www.bpo.gr.jp/bpo/iken/index.html

●特集「硫化水素自殺」編

 硫化水素自殺のニュースで、その手法について「何と何を混ぜてガスを発生させる」と詳しく言いすぎである。「インターネットで知って」と言っているが、インターネットを見る人よりもテレビを見る人のほうが断然多い。視聴者の中には自殺願望がある人も大勢いる。そのような方々もいることを考慮し「こういう方法で死にました(=死ねます)」という内容は放送しないで欲しい。「硫化水素自殺が相次いでいる」というのも「こういった報道を見て実行した」と同じだと思う。放送基準・第8章の「自殺は慎重に扱う」はどこに行ってしまったのか。
 硫化水素がまさしくネットのキラーソフトになっているわけですね。
 硫化水素による自殺が相次いでいることについて、テレビで報道することで自殺が頻発するとわかった上でとり上げるだけならまだしも、出演者の「市販の物を調合して簡単にできるんですよ」、芸人の「楽で死ねるらしい」等とまでの発言はいかがなものか。これはネットを批判しながら「作り方はネットで調べてくれ」と言っているに等しい。BPOに頭の悪い報道をどうにかしてほしい。
 言ってることが逆?
 子どもたちの硫化水素自殺が連日放送されている。昨日、また6件の自殺があったと報道されているが、大人が自殺の方法を教えているとしか思えない。勿論、ニュースも大切だが、子ども達が真似することも考慮しなくてはいけない時期にきていると思う。片方でパンツ一丁の裸同然の芸人が幅を利かせ、もう片方で自殺の詳細な方法を伝えるテレビは何なのだろうか。少しは子どものためになる番組を放送してはどうか。
 何でそれを括るのかわからん。
 家庭用洗剤などを使って有毒な硫化水素を発生させる自殺が相次いでいることを受け、医師や臨床心理士などでつくる日本自殺予防学会は18日、他の自殺を誘発しないよう報道に配慮を求める緊急アピールを出した。硫化水素による自殺はインターネットなどを通じて広まり、今年に入って全国で相次ぎ、家族や近所の人が巻き添えになるケースも出ている」と、日本自殺予防学会が報道の配慮を呼びかけている。BPOとしても緊急に声明を出すべきである。硫化水素自殺と硫化水素という言葉を報道で使うべきではない。
 そういえばやってないね。BPOの注意喚起。まぁ実効力ないしね。

●報道編
 年金問題や後期高齢者医療についての報道で、年金特別便について報道番組のキャスターが「こんなものは全く意味がありません」と発言していたが、あまりにもふざけている。年金記録は本人にも確認してもらわないとどうしても不明なところがある。誤って他人の記録を統合してしまったらどうするのかと言いたい。実際に誤統合は発生している。また、会社が標準報酬額の数字を書き換えたという事案も、本当なら不正をした会社を叩くべきではないか?公文書偽造で犯罪行為だ。厚生年金法にも抵触する。何で社会保険事務所が一方的に悪いのか?また、後期高齢者医療報道についても何を今更・・・という思いだ。問題点などについては結構前から分かっていたではないか。市区町村や広域連合等も回数などは不十分ながらも説明会などを開催していたが、まるで何もやっていないかのような報道は即刻やめて欲しい。
 中の人ですね。わかります。
 政府与党はガソリン税の延長法案を今月末に衆議院で再議決するという。これに関して各放送局は、官房長官の「混乱は起きない」との見通しをそろって報道しているが、ガソリンスタンドが混乱するかしないかとか、自家用車で出掛ける人がどうとかなどという問題はあまり大きな問題ではないはずである。一番大きな問題は、今世界的に原油が値上がりして、それが日本でも輸送費の増大、発電コストの増大、その他諸物価値上がりなどの現象を引き起こしており、それにより国民生活が圧迫されていることだ。中小企業関係者の無理心中などが多発しているのはその影響であろう。それでもなお、今ガソリンの暫定税率を10年にわたって維持しなければならないのか、国の税制全体、予算の無駄遣いなどを検証・修正しないまま衆議院の再議決を強行しなければならないのか、国民の生活はどうなるのか、そういった所までを視点に入れて報道すべきではないか。ガソリンスタンドで混乱が起きるかどうかの報道だけでは、これまでの報道機関のもめ事を好む報道の仕方のままであって、報道機関への不信感を醸成するだけであろう。
 そして5月に暫定税率復活したわけですが……(これは4月の意見) まぁ混乱すると煽ったのも、そう演出したのもマスコミと言わざるをえないんですが……
 昼のワイド番組の司会が「中国政府から報道規制しろという指示が来ている」という発言をした。これが本当であれば中国政府が日本のマスメディアに介入しているという忌々しき事態である。チベット問題にしても日本のマスメディアは「暴動」としているが、海外メディアでは「虐殺」という表現がされている。毒入り餃子も中国政府の発表を流すだけで、中国国内での混入の疑いが高いにも係わらず、それを認めようとしない中国政府の姿勢に警鐘を鳴らす番組は少なかった。これでは中国政府の指示に従っていると言われても仕方がない。
 ※【Wikipedia】日中記者交換協定
 高知の大学では、女子学生に対して教授や准教授によるセクハラ行為が絶えないが、何故かローカルニュースでしか伝えられていない。大学には問題となった教育学部の教授だけでなく、他の学部にも指導していた大学院生の女性をホテルに誘う等の行為をしたセクハラ教授が複数いる。大学では「ハラスメント防止委員会」を設けるなどしているが、全国ニュースで伝えられていないためか、セクハラ行為をした教授達に対する処分も「厳重注意」に止まっている。過去に懲戒解雇された教授は万引きをした男性教授だけである。
 そうなんだ。
 死刑へのハードルが低くなった。「今日の光市母子殺害事件の判決で心は癒されたか?亡くなった奥様と子供さんに何と声をかけたか?」等、耳を覆いたくなるような言葉の数々、報道各局のインタビュアーは自局名と自分の氏名を名乗り節操を持つべきだ。あたかも自分の言葉が編集でカットされないよう特異な言葉をなげかけている。9年間も地獄のような環境で裁判を続けてきた遺族に別の言葉はかけられないのか。視聴者として非常に情けなく思う。
●お笑い編
 本日4月25日はJR宝塚線(福知山線)の脱線事故の三回忌にも拘らず、番組中で芸人達が福知山線脱線事故をパロディー化し、「脱線・脱線」と楽しんでいた。誰が見てもあの脱線事故を連想させる映像で遺憾だ。
 うわー。
 お笑い番組で、出演者とは関係のない他人の苗字や名前を連呼する芸人が複数いる。特に酷いのがピン芸人の女性芸人で、卑猥な踊りをしながら「ミチコ」「マサ子」と叫んで笑いを取っている。日本中のその名前の人たちに大変失礼だと思う。私の妻の名前も「マサ子」だが、本人だけではなく、私まで不愉快になる。人の名前をお笑いのネタにするべきではない。
●アニメ編
 よく「ドラマやアニメでの暴力表現・性的表現が子供に良くない」という意見を目にするが、自分はまったく逆の意見だ。人間の死や性を目にして学ぶことも多いはずだ。過剰な規制をすれば、映像芸術が衰退する危険もあるし、子供自身が問題について意識する場面を奪ってしまうのではないか。何より、これらはフィクションであり、それを区別しないで犯罪を起こす人間がおかしいのであって、人間は様々な表現に影響を受け適応する能力があるはずだ。単なる嘲笑や侮蔑的な意識が制作者にあるのなら話は別だが、表現者の萎縮も好ましくはない。この点に関してはもっと寛容になるべきだと考えている。慎重になるべきは報道番組だけで良い。アニメやお笑い番組はもっと規制を緩和して自由になって良い。緩和することが悪であるかのような風潮こそが異常であり癌だ。ただし、繰り返すがそこに悪意がないことが必須条件である。
●CM編
 いつもラジオを聞いているが、サラ金とパチンコのCMがあまりに多い。私の家族にも「サラ金・パチンコ依存症」の者が一人おり、小さな子どもがいるのに家事・育児を放棄している。公共の電波でパチンコの魅力を伝えたり、サラ金が「初めてでも安心」などと優しい声で借金をそそのかしたりするのは止めるべきだ。これ以上人生を台無しにする人を増やさないでほしい。
 サラ金依存症って。
 ゲーム機のソフトのCMで、 血のしたたる円形の刃物で、残酷に人型の相手を刺すシーンをアップで映し出している。刺す側があたかも唯一の正義であるような台詞。未成年の殺傷事件が社会問題となっている今、こんなCMを流すなんて許されることではない。
 何これ?

●猥褻編
 秋葉原の歩行者天国で衆人環視の中、開脚しTバックの下半身を晒した女性が警察に逮捕されたと伝えていた。逮捕前の映像と思われるが、その女性がテレビのインタビューに答え、スタッフに向かって「開脚」をして見せる様子を映していた。「公然わいせつ」に該当する行為を番組のために実演させ、それを逮捕後テレビで放送するなど、もってのほかだ。この局の感覚はタガが外れており、良識ある市民のそれとはかけ離れている。
 情報番組。秋葉原で若い女性が股間を開いて下着を見せている報道があり、コメンテーターがこのようなことを「いいじゃないか」と問題発言をした。全く不快であった。子供がいる時間なのでこのような放送はしないで貰いたい。
 どっちもどっちですから。
 23日の未明、4時前に見た「天気予報」の背景に露骨なセックス・シーンの映像が流れていた。いくら早朝の時間帯とはいえ、このような映像は不適切ではないか。
 それは事故じゃないんですか?
 最近、男の人が裸同然でテレビに出ている。パンツ1枚の格好だったり、異常に腰を振ってわいせつな感じを与えたりしているが、見るのが嫌な者にとってはセクハラ以外の何ものでもない。道路やその他、公の場所では間違いなく警察に連れて行かれる。それなのにもっと人の目に触れる子ども達も見るであろうテレビという公共の場所で、なぜあのような格好が認められているのか。見ていてヘドが出るぐらい気分が悪い。なぜいつまでも放っているのか。
 気分の悪さを伝えられても。
 ドラマ番組。番組宣伝では"さわやか系"の番組に思えたので、初回の2時間スペシャルを小学生の子供と見て驚いた。なんと冒頭から激しい乱闘シーンが展開され、続く野球部の部室のシーンでは、上半身裸(後姿)の女の子が男の子の膝に乗ってあらぬ行為をしている、そして場面が変わって男の子がズボンのベルトを締めている・・・こんなシーンが続いたのであわててチャンネルを切り替えてしまった。どこの家庭でも子供が見ている時間帯に、このような過激なシーンを放送してもいいのか。放送倫理上、許されないことだと思う。
 これ? 原作知ってれば全然「さわやか」じゃないし

 BPOの指摘されるように児童ポルノの氾濫については憂慮するものがあり、社会的に糾弾すべきものであるという認識は共有します。しかし、テレビにおける児童の全裸映像が当該ポルノにどれほど利用されているかとういう定量的な分析を行なうことなく、表現として普遍的な裸の児童の描写を排除せよという強い勧告は、「表現の自由」を保証する憲法の理念を持ち出すまでもなく、表現者への極めて重大な抑圧行為と断ぜざるを得ません。たとえば父子の微笑ましい入浴シーンも排除すべきでしょうか?最貧国では服もまともに着られない子供が多いでしょうが、ドキュメンタリーを撮る時は彼らにモザイクをつけるべきでしょうか?貴社の社会的影響はテレビを飛び越えてさまざまなメディアに及ぶものと思われます。はたして今回の提言が自由な表現活動を圧殺してまで行なうべきものかどうか、再考を願います。
 児童ポルノ規制法改正の動きと直接の関係はないとのことですけれども、この時期にBPOのような団体がこういった行動を起こされるのは、うがった見方をすれば世論操作のように思えてしまいます。そもそも、男児の裸体を映すような番組が、苦情を寄せなければならない程に多く見受けられるようには感じられないのですが…。デリケートな問題だけに過敏になるのは分からなくもありませんが、もう少し慎重に行動していただきたかったです。
 男児の性器の映像について注意喚起がされましたが、女児の性器は既に禁止になっているのに、なぜ男児の映像はまだ「注意喚起」のままなのでしょうか。これは男女差別です。以前、ある番組で、男児、女児が海岸で裸で遊んでいる映像がありましたが、女児の性器だけにモザイクがかかっていました。同じ人間なのに、男女の扱いに違いがあるのを非常に不快に感じています。早く平等の扱いとなるよう、放送各社に強制してほしいです。
 今回の「児童の裸の映像を流さないようにしろ」という発表だが異常だと思う。児童ポルノとして悪用されたら悪用した人を逮捕すればいいだけで、悪用されたらいけないから存在そのものをなくそうというのは、殺人に使われたらいけないから刃物をなくそうというのと一緒で浅はかで短絡的だとしか言いようがない。裸を流さないようにすると、大家族の生活を撮った番組で皆でお風呂に入っている場面や誕生したばかりの赤ちゃんの姿を放送することさえ出来なくなるのではないか?小さな子供の裸は、いやらしい物ではなく無垢で純真な物だ。もし、性器が映っているからということで裸を流すことを規制したら、本当に子供の裸がいやらしい物だと感じる人が増えることになると思う。子供の性教育にも良くないと思う。第一、子供の裸をいやらしい物だと感じることこそ異常なことではなかったのか?児童の裸を規制するとその異常者の言い分を認めることになる。
 いくらなんでもやりすぎではないですか?どこまで放送を規制しても、出回るものは出回りますし、規制することがすべてということでもないと思います。現在児童ポルノが蔓延しているため規制するということが言われていますが、これも規制していいものなのでしょうか?他の国での実績を踏まえてから検討をされてはどうでしょうか?一説によると、規制するとさらにひどくなるという報告もあるようです。

 青少年委員会の審議  ◆視聴者からの意見について
 青少年委員会が4月11日に公表した「注意喚起 児童の裸、特に男児の性器を写すことについて」について、視聴者から「規制強化だ」「表現の自由を奪うのか」という批判意見が寄せられ、委員からは次のとおり発言があった。
* 委員会の「注意喚起」が、「単純所持の禁止」といった児童ポルノの規制強化の動きと同じだと受け取っているのではないか。
* 児童ポルノ法改正の動きには過激なアニメも規制しようとする案も盛り込まれているが、これと委員会の「注意喚起」を結び付けているのではないか。
* 「注意喚起」の記者会見席上で、委員会の主張と児童ポルノ規制とは一線を引くものだと、はっきり言明しているのに、規制と受け取られるのは残念だ。送り手と受け手のギャップを考える必要があるのではないか。
* 視聴者意見には、実際にインターネットで被害にあったという意見も来ている。やはり被害は実在していたようで、今後も注視していく必要がある。
 「別にそんなつもりないしー」が回答のようです。番組内の映像が加工されて児童ポルノとして利用される事態を懸念する声が強まっているのです。(「児童の裸、特に男児の性器を写すことについて」)って書いといてそれはないんじゃ
 報道番組。児童ポルノの実態に関して、明らかな情報をねつ造した悪質な報道があった。「日本が児童ポルノ輸出国となっている」というのは現在の実態とはかけ離れた過去の情報であり、現在においては解消されている。しかし、今でも酷い状態が続いているかのような虚偽情報が放送された。先進国の中で単純所持が禁止されている国は少ないにもかかわらず、多いと放送した。また、アニメやゲームを規制すれば子供が守られる効果があると虚偽情報を放送した。科学的には規制と子供を狙った犯罪に因果関係はなく、また統計的には規制により子供を狙った犯罪が増える可能性があるにもかかわらず、規制が子供のためになるという内容だった。以上の点より、訂正放送が必要だと思う。
 報道番組。"児童ポルノの根絶を"の前半では子供たちへの「虐待行為」と「虐待記録の流布」という問題を紹介していた。後半では「虐待記録」ではなく「"ポルノ"とみなされるもの」を対象として法的な「単純保持規制」を訴えていた。つまり、番組途中で問題対象が大きく変質されている。本来、何よりも課題であるのは虐待それ自体の抑制と被害者保護であり、これは番組出演者の言う「ポルノのダウンロード数が非常に多い人の逮捕」などで解決する問題ではない。そして、架空のマンガを対象にするなど、もはや全くの見当違いだ。米国は過去にマンガの内容を健全化する Comics Code と呼ばれる大規模規制を行ったが犯罪抑制に何の効果もなかった。ポルノの単純保持についても、米国を始めとする単純保持禁止国の方が日本よりも圧倒的に児童虐待や性犯罪発生率が高いのが現実だが、今回の放送内容ではそうした実態も紹介されておらず、まるで日本に非があり、規制すれば安易に状況を改善できるという誤解を視聴者に与えかねない内容であった。「児童虐待の正確な実態はどうであるのか?」「児童虐待を減らすことのできる本当に適切な方法は何か?」「流出した虐待記録を回収する本当に適切な方法は何か?」、これら、子供の人権を守るための議論が真摯に行なわれることを願う身としては、今回の放送が問題の本質からずれた内容であったことに強い懸念を抱いた。
 ドキュメンタリー番組。BPOが注意喚起した直後にまた男児の全裸シーンが複数放送された。最初に男の子3人がお風呂に入っているところで後ろの2人が立っていてマークで隠されていた。マークで隠すと、それはいかにも「全裸を撮ってます」というような感じで逆にいやらしく児童ポルノっぽくなるのでやめて欲しい。どうして男の子だけいつも撮られてしまうのか。カメラマンが撮らなければ問題はないのだから、カメラマンが責任を持って男の子の裸にカメラを向けないで欲しい。女の子だったらカメラを逸らしたり遠ざけたりカットしたりしているのだから同じようにできないのか。ほほえましさの表現でもない。子供の裸をとること自体が児童ポルノに価すると思う。
 バラエティー番組。男性の全裸での入浴シーンが流れた。お尻も丸出しだった。そしてお互いの性器が大きいとか何とか卑猥な会話をしていた。また女性の前でわざとパンツを見せる男も登場。最近は女性の裸に関して規制が厳しくなっているのに男性の裸は野放し。何とかしてほしい。
●その他
 ラジオで死刑について議論する中で、50年前に録音された死刑囚の肉声が流された。いくら死刑や裁判員制度について考える真面目なテーマだったとはいえ、このテープの使用は議論にとって必要不可欠だったとは思えず、とても奇異な感じがした。所詮は興味本位によるもので、倫理的にも不適切だと思った。このテープの使用の是非についてはBPOで検証していただきたい。また放送では、「この死刑囚の声は番組のスクープだ」と力説していたが、今朝の新聞によると、このテープは過去に2度放送でされているという。スクープというのは偽りではないか。
 これはやらざるをえないと思う。
 日弁連が主催した映画「靖国」試写会・シンポジウムの模様を昨日の民放局の朝のワイド番組や夕方のニュースおよび公共放送の夕方7時のニュースで放送していたが、いずれも「表現の自由」の問題に偏りすぎていた。私が直接、映画に出演した高知在住の刀匠の方に電話したら「映画に登場させられるのは不本意だ」と言っていたし、靖国神社も「撮影を許可した覚えはないと監督に文書を出したが返事はない」と語った。「表現の自由」も大事とは思うが、刀匠や靖国神社のような個別の権利者の人権や権利を守ることも大事ではないか。ニュースで取り上げる際、この問題も取り上げるべきではなかったか。
 「靖国」は映画だがそれを報じるニュースはBPOに通報できる、と。
 ドラマ番組。女性・子供を絞殺していくシーンがたくさん流れた。無差別殺人事件が多い中、このような番組を放送するのはよくないのではないか?テーマはともかく、子供・女性を殺害するシーンはよくない。
 大人の男性なら殺してもいいのか。投稿者が女性かどうか知りたいもんだ。

 ……で誰か純情ロマンチカに突っ込む人いないの? というかあれだけいっぱい出たのにアニメないよ。

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