2011年10月20日木曜日

あの「意見」を出しているのは誰?という件について

「出版業界自主規制団体との打合せ会」に参加しているのはどんな団体か?
 そういえばずいぶん前から誤解を解いておこうと思っていたのですが、「資料を読む」に出てきている意見というのは審議会の審議員ではありません。審議会が行われる前に審議員に資料として提出すべく「打合せ会」というもので業界関係者が指定候補になっている図書に対して行っています。
 と、いうことでじゃあその「打合せ会」にはどんなメンバーが参加しているのか、それもきちんと審議会の資料には掲載されています。今までに紹介したことのない資料に。
資料リンク

 第616回 条例に係る事務施行経過
 これには前回の審議会から今回の審議会の間に青少年課が行った事務手続きや会議の日程が記されています。もちろん青少年課が行った「打合せ会」の件も載っていて……

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事項 出版業界自主規制団体との打合せ会の実施(条例第18条の2第2項規定)
施行期日 10月5日
出席者
(社)日本雑誌協会
(社)日本書籍出版協会
(社)日本出版取次協会
東京都書店商業組合(日本書店商業組合連合会)
首都圏新聞即売懇談会
(社)日本フランチャイズチェーン協会
出版倫理懇話会
 一応他の月も見ると多少の出欠の差はあるようで、毎月「指定やむなし+保留+指定非該当」の合計が変動するのはこの影響のようです。
 でもメンバーを見てわかるとおり出版にかけてはプロ中のプロの集まりなわけですよ。

 今まで一応予想はついていたものの確たる証拠がなかったから書けなかったんだよね。しかしちゃんと資料の中にあったよ。トホホ……

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