2009年10月29日木曜日

第593回青少年健全育成審議会の資料を読む

第593回青少年健全育成審議会 諮問図書:自主規制団体からの意見聴取結果
マンサンコミックス くいこみプレイ
後半にドラッグ使用の内容があり問題である。指定やむなし。 ・ストーリー性はあるが、後半になると性描写が露骨になっている。指定やむなし。タイトルの「くいこむ」というのがいやらしい。前半はともかく、後半はセックスシーンが多く、指定やむなし。 ・女性器の陰毛の描き方が具体的。擬音が卑猥に感じる。性器の拡大画面の羅列となっており、指定やむなし。 ・全編にわたり性描写があり、指定やむなし。 ・ストーリー性はあるものの、性器表現がやや露骨である。男性器がストレートに描かれているところもあるが、指定するほどではないと思う。総じて保留 ・全体的には許容範囲と思えるが、一部エピソードに挿入の露骨な描写がある。総じて保留 ・ストーリー性があり、この程度であれば許容範囲。指定非該当 ・デフォルメされていて、いやらしくない。ストーリー性もあり、問題はない。陰毛の部分が少し問題かもしれないが、許容範囲。指定非該当 ・性描写があるが、修整されていてそんなに卑猥感はない。この程度なら許容範囲。指定非該当 ・擬音等、気になるところがあるが、コミカルなタッチで過激さもそれほど感じられない。指定非該当 ・猥褻感の少ない絵柄で、ストーリー性もある。性行為そのものの描写量はそれほど多くなく、性器も露骨に描かれてはいない。この程度であれば許容範囲。指定非該当 ・お笑いのストーリーでリアル感なし。露骨な局部表現もあまりなく、猥褻感はない。指定非該当 ・体液等が多く、若干修整を必要とする箇所もあるが、大人向けのコミックで卑猥感はなく、指定非該当 ・デフォルメされた絵ばかりで特に問題はない。指定非該当 ・性描写も絵柄も過激な表現が目立つが、この種のコミックスはストーリー的には青少年には興味がわかないと思う。指定非該当
赤(指定やむなし):5 緑(保留):2 青(指定非該当):9  表紙的にはなんかどうでもいいなぁって感じ(滅)なんですが。意見もなんかそんなどうでもよさが漂っている感が……
ガールズポップコレクション 危険恋愛H vol.49【特集】侮蔑
・全体が性交場面。リアルな部分も多々ある。成人マークをつけるべき。指定やむなし。高校生を題材にしており、セックス描写が多い。特にレイプシーンも目立ち、指定やむなし。 ・修整は入っているが、性交描写が激しい。擬音も多く、何点かはロリータものである。指定やむなし。 ・学校内や息子の目の前での母の性行為、性具を使った行為など、設定がひどい。描写も露骨であり、指定やむなし。 ・「侮蔑」という特集タイトルであり、その誤訳までカバーにある。青少年に読ませたくない内容であり、指定やむなし。 ・全編にわたり何でもありのセックス描写となっている。幼女ものも明らかに問題で、指定やむなし。 ・性描写、内容全てにおいて指定やむなし。高校生もので、全編にわたり露骨な性描写となっている。幼女ものもあり、「侮蔑」というタイトルも問題。指定やむなし。 ・高校生らしき登場人物は問題がある。輪姦シーンもあり、指定やむなし。 ・性交場面が具体的で汚い。擬音もひどく、陰毛の描き方が卑猥である。指定やむなし。 ・全編にわたり性描写があり、指定やむなし。 ・全編にわたりセックス描写があり、過激なシーンも多いが、修整しているものもある。総じて保留 ・前半部分は表現がきつい。後半はコミカルでそれほどではない。総じて保留 ・後半は特に問題ではないが、前半はいきすぎた表現がある。総じて保留 ・セックスシーンが多いものの、卑猥性は許容範囲。消しも入っているため、指定非該当 ・このコミックは少年、少女向けの棚とは別の場所で陳列されており、多くの場合シュリンクされて中身が見えなくなっていることを考えると、指定しなくてもよいのではないか。指定非該当
赤(指定やむなし):11 緑(保留):3 青(指定非該当):2
ガールズポップコレクション 背徳恋愛 vol.7 教師と生徒の痴情
・作品によってはおとなしいものもあるが、全体的に性交、擬音、体液が多い。女子高生のセックスもよくない。成人マークをつけるべき。指定やむなし。 ・全編制服ネタで、セックス描写、縛り、擬音等も目立っており、指定やむなし。 ・修整は入っているが、性交描写が激しい。擬音も多く、何点かはロリータものである。指定やむなし。 ・男性器の描写、結合描写がリアルすぎる。校内で先生と生徒のセックスなど、設定も問題である。指定やむなし。 ・露骨な性交場面が多く、挿入の描写や擬音の多用、制服での性行為のシチュエーションなどもあり、指定やむなし。 ・局部の描写がリアルに感じられた。教師と生徒の設定も問題があるように思う。指定やむなし。 ・作家によって猥褻度が違うが、前半の作品は問題である。指定やむなし。 ・全編にわたり問題あり。指定やむなし。 ・全ページにわたる性描写となっており、指定やむなし。「教師と生徒」という設定が良くない。体液、擬音、性交場面も多く、指定やむなし。 ・陰毛の描き方が卑猥。高校生の制服姿での性行為があり、消しも甘い。擬音も汚く、指定やむなし。 ・全編にわたり性描写があり、指定やむなし。 ・全編にわたりセックス描写があり、過激なシーンも多いが、修整しているものもある。総じて保留 ・ストーリー性があり、修整も入っている。指定非該当 ・このコミックは少年、少女向けの棚とは別の場所で陳列されており、多くの場合シュリンクされて中身が見えなくなっていることを考えると、指定しなくてもよいのではないか。指定非該当 ・修整がされており、ストーリー性もある。卑猥感が少なく、指定非該当
赤(指定やむなし):12 緑(保留):1 青(指定非該当):3  2冊まとめて「これはひどい」と言わんばかりの結果になってます。  でもこれアンソロジーなんで「前半はともかく後半は○○」みたいな指摘はあまり意味をなしてなかったり。  指定するのは本だからその一部が指定なら当然指定やむなしの判断になるんだろうけど、こういう意見の付け方だと全然違う人が集まった作品群が1つの物語になってるかのようで語弊がある気がする。  あとやっぱり女子高校生やロリは指定の口実には便利っぽいようで。  ところでやや知るのが遅くなってしまいましたが松文館のマーク付き成人コミック部門の最後の砦だったらしい「姫盗人」が休刊になったとのこと。  ※雑誌「姫盗人」がちょうど13年目に休刊になりました。  ※神寺千寿「残念なお知らせですが、いよいよ松文館さん成人向け撤退ということで」  今後はやっぱりこのガールズポップコレクションに力入れるのかな……。

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