2012年11月30日金曜日

第629回東京都青少年健全育成審議会 議事録を読む

http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/09_singi/629/629gijiroku.pdf

図書審査

〇会長 それでは、委員の皆様、ご覧いただけたようですので、各委員から順次ご意見をいただきたいと思います。
〇■ ■ 委員 双方とも指定でお願いします。
〇■ ■ 委員 2 誌とも指定やむなしと思います。区分陳列をお願いしたいと思います。
〇■ ■ 委員 私も同じく、2 誌とも指定でお願いします。
〇■ ■ 委員 私も2 誌とも指定でお願いいたします。
〇江上委員 2 誌とも指定でお願いします。
〇中村委員 2 誌指定でお願いいたします。
〇■ ■ 委員 1 誌目は保留にさせてください。条例の趣旨から考えると、17 歳と364 日目の子が見ていいかどうかという判断でいくと、微妙かなという気がしますので。
 2 誌目は指定でいいと思いますが、2 誌目のほう特に、この出版の方々の意見聴取、聴き取り内容を見ると、ストーリー性があればいいとか、どうもこれやっぱり、基準が理解できてないんじゃないかという意見がすごく目に見える気がするので、これはちょっと。もう少し出版社側も条例の趣旨は踏まえてほしいなということも、意見としては言わせていただきたいと思います。以上です。
〇■ ■ 委員 2 誌とも指定でお願いいたします。
〇■ ■ 委員 2 誌とも指定でいいと思います。
〇■ ■ 委員 2 誌とも指定でいいと思います。
〇■ ■ 委員 2 誌指定でいいと思います。
〇■ ■ 委員 私も2 誌とも指定でいいと思います。
〇坪内委員 2 誌指定でお願いします。
〇嶋村委員 2 誌とも指定でお願いいたします。
〇会長代理 いずれも区分けして売っていただくのがよろしいかと思います。
〇会長 ありがとうございました。

 ほぼ素通りです。

都民からの通報申出

〇青少年課長
 それでは、資料の23 ページをご覧ください。10 月処理分の都民の申出でございます。メールによる申出が1 件、それから電話の申出が2 件ございました。
 まず1 件目のメールでございますが、「ナイフでの脅迫シーンのある少年コミック誌」でございます。こちらは『■ ■ 』の「■ ■ 」というまんがの中で、女子高生数名が柄の悪い男たちに人質にされて、喉にナイフを突きつけられている描写などがあり、それで絶句してしまった、という都民の申出でございます。
 こちらにつきましては、確かに申出のような描写はございますけれども、条例の規定している「著しく犯罪を誘発する、もしくは甚だしく残虐性を助長するもの」として指定基準に該当するといったものではないというふうに考えてございます。

 それから電話のほうでございますが、まず「性器を研究する記事を特集した週刊誌」でございますが、『■ ■ 』■ ■ 号の掲載についての都民の申出でございまして、性器の図解をするというページがあるけれども、不健全指定されないのかといった申出でございます。こちらの内容でございますが、女性器の内部を撮影した写真とか、性器の美容形成手術のイラストなどが載せている、といったものでございますが、
 こちらにつきましても条例上の「著しく性的感情を刺激するもの」として指定基準に該当する、といったものではないというふうに考えてございます。

 最後ですが、「暗殺・先生を殺すという表現のある少年コミック誌」でございますが、こちらは『■ ■ 』に連載されております「■ ■ 」というタイトルの漫画でして、こちらはやはり都民のほうから、暗殺というフレーズがあり、子供には良くないんじゃないかという申出でございます。
 こちらの作品のストーリーでございますが、中学の先生と生徒が協力しまして、高校の不良学生に立ち向かって懲らしめるというものでございまして、作品中の暴力シーンは、中学生が高校生の頭を本で叩くといったものでございます。こちらも条例上の「著しく犯罪を誘発する、もしくは甚だしく残虐性を助長するもの」として指定基準に該当する、といったものではないというふうに考えてございます。

最近は議事録や情報公開でも具体的な書名や作品名を隠すようになってしまって嘆かわしいばかりですね。


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