2013年7月6日土曜日

B!P!O!B!P!O!のコーナー ~BPO 2013年06月分の意見を読む~

2013年6月に視聴者から寄せられた意見
http://www.bpo.gr.jp/?p=6600&meta_key=2013

アニメ・特撮編

深夜帯のアニメであり視聴者層は限られているが、未成年者の性交の描写があった。アニメとはいえ、地上波でのこうした描写は控えるべきではないか。性交描写を含めたものは、18歳未満禁止の別媒体で販売するなどの方法がある。

 あら、ヴァルヴレイヴもう届くのね。

子ども向けアニメの途中で、性的シーンを含む大人向けのドラマの番宣CMが放送された。当家では子どもが毎週このアニメを見ている。今回のようなCMを、休日の午前中、さらにアニメ番組に組み込む放送局の倫理観には、親として対処できない。非常識だ。

 それは不意打ちだなぁ。

不公正な伝え方について

上野動物園のパンダに妊娠兆候が見られたようで、そのことに時間を割いていた。パンダの妊娠それ自体は、おめでたいことであり明るいニュースだが、伝え方が問題だ。日本国内では、既に和歌山県の白浜アドベンチャーワールドで何度も出産に成功しているにもかかわらず、それを一切取り上げない。上野動物園の出来事だけ、しかも今回は妊娠の兆候が見られるというだけで、貴重な放送時間を割いて取り上げることは、公正な放送であるとは言えない。和歌山をはじめとした地方をバカにしているとしか思えない。

フリーキャスターと盲目セーラーの海難事故について放送していた。救助費用が税金でまかなわれることについてどう思うか、街で一般の人に「賛成か反対」の意見を求めていたが、遭難したら救助するのは当たり前である。このような放送は、言語道断だ。人に対する配慮がなく、見ていて不快だった。

辛抱さんヨット事故の税金投入に揺れる“自己”責任問題
http://news.livedoor.com/article/detail/7829693/

タレントの父親が詐欺容疑の疑いで国際手配された。タレントには全く関係ない事件なのに「○○の父親・国際指名手配」と大々的に報道された。普通なら報道されないようなニュースでも、有名人の父親だから大きく扱われ、誹謗中傷されてタレント生命を失うかもしれない。家族の事件であっても、タレント本人に関係ない場合は、タレント名を出して報道するべきではない。

ローラ父親「健康保険料詐取で国際手配」2、3年前からカネがらみの悪い噂
http://www.j-cast.com/tv/2013/06/26178029.html?p=all

「ハッカーVS最強のセキュリティー」という企画でした。ハッカーとクラッカーの違いを伝えないことはもとより、内容が現実的ではありませんでした。ルールは特定の画像ファイルを取得すればハッカーの勝ちというものでした。ハッカーは30分程度で1台目のPCへの侵入に成功しました。この時点で全ての情報は盗まれたことと同義です。ですが、セキュリティー側は、このルールでしか意味の無い対策を行っていました。ハッカーチームはこれを発見できず、制限時間前にギブアップしました。ルール的にはハッカーは負けましたが、現実的に考えれば侵入された時点で全ての情報は盗まれるわけです。このような内容は、個人や企業の情報教育やセキュリティー意識に誤解を与えます。

「ほこ×たて」セキュリティ対決の裏側、ネットエージェントが説明
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1306/11/news070.html

その他、不快な表現とか

海女さん特集で「昔の海女さんは上半身裸で漁をしていた」と紹介し、その当時の様子として上半身裸の女性の写真を出していた。昔だからという理由で、女性の裸の写真を公共の電波で流すことは不愉快だ。同じ居間という空間に、男である父といるときにその写真を出され、嫌な気持ちになった。

おむつを履かせて、羞恥のなか一日赤ちゃんになってもらおうという企画である。その中で下の処理の話があった。いい年をした大人に、企画とはいえ、おむつを履かせ、体調不良を訴えているのに、小をしているところだけは収録させるよう迫り、それをスタジオで出演者が喜んでいた。不愉快だった。公の電波で流すにはあまりにも不適切だ。

それ見てた。さすがにできるのか不安だったのでトイレに入ったときはホッとした。


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