2012年2月16日木曜日

B!P!O!B!P!O!のコーナー 2012年01月分

Skyrim三昧でろくな更新してませんが、やっぱりBPOの更新が来たときの高揚感はたまりませんね。
http://www.bpo.gr.jp/audience/opinion/2011/201201.html
アニメ編
アニメで、修学旅行なのにナイトクラブやラブホテルを連想させる店に未成年が入店するシーンがあった。深夜の放送とはいえ、この表現はいかがなものか。常識的に考えて、未成年がこのような店に入ることは条例などにより不可能だろう。製作者や放送局の倫理観の欠如の象徴か。
小さい子どもも見られる時間帯に、アニメとはいえ人が殺されるシーンを生々しく演出している。とてもではないが自分の子どもには見せたくない。とかく今のご時世に大きく叫ばれている「命の大切さ」「人の命の重さ」などをあまりにも軽視しすぎている。教育上非常に好ましくない番組を放送している局の神経が知れない。
こういう人に限って本当に子供いるんだろうか、とかなんで自分は見てるのか、とかいろいろツッコみたい。
報道編
広島刑務所の脱走犯は52時間も逃げ続けた。この間、脱走犯についての報道機関からの警告案内が少ない。刑務所の服装だから、すぐに分かるという報道だった。しかし、似ても似つかないニット帽姿で確保された。報道の使命を再認識してもらいたい。「いつもの様子と違った感じの人を見かけたら110番通報してください」や「逃走犯が隠れる可能性のある場所を思いついたら、通報を」等の犯人逮捕に結びつく、呼びかけの報道を期待する。
オウム事件の平田容疑者をかくまっていた斎藤容疑者が逮捕された際の報道に関して。斎藤容疑者の自宅が捜索されている映像で「布団は一組だけあった」や「愛の逃避行」などという言葉を使った報道はあまりに品がない。主婦層が多く見る時間帯だからといってこのような番組の制作をすればいいんだと考えているとしたら、それは視聴者を馬鹿にしすぎだ。容疑者にも人権はあり、事件に関係のない、知られたくないことはある。オウム関連ならば何でもやっていいというような報道姿勢にはあきれる。
バラエティ編
"古代の秘宝を発掘"という外国の遺跡発掘の現場からの生中継だった。番組では「遺跡から馬の骨が出た」と大騒ぎしていたが、明らかに偽装とわかるものだった。「今発掘している」というのに、掘っている砂が、通常では考えられない程サラサラと柔らかかった。あれは一回掘った後に砂をかぶせ、放送中に何食わぬ顔で掘り返したに違いない。捏造は不愉快だ。検証して放送局に厳罰を処すべきだ。
いまどき川口宏なんてやるんだ。でも生中継?
洗濯機の中に人を入れて回転させ、その中で熱いラーメンを食べさせたり、熱いものを素手で食べさせたりという馬鹿なことをやっていた。我慢勝負みたいなもので、一歩間違えれば大変危険なものだった。とても下品な言動もあった。このような番組を大晦日のゴールデンタイムにやってもよいのか?生きることそのものと言える「食べる」ことを冒涜するような番組は作ってほしくない。
ワザと笑わせてお尻をおもいっきり叩く。平気でお尻を見せ、アダルト要素を含むものを番組内で見せる。危険な行為を平気で放送している。叩く、汚い言葉を使う。罵る。毎年、大晦日にこんな馬鹿なことをして何故、問題にならないのか不思議で仕方がない。これは駄目な番組だ。
そりゃダメ番組だし。清いもの見たかったら紅白見てればいいんじゃね? あれもあれで汚れてる(マル○的に)って話あるけど。
バラエティー番組などで多く見られる「危険なので決してマネをしないでください」というテロップがあるが、それなら最初から放送しないでもらいたい。子どもは好奇心旺盛なので、するなといえば余計したがる。危険行為を煽るような演出はやめてほしい。
どうしろと……
暴力編
残虐なシーンが多いドラマだが、子どもが見た可能性があるのではと思うとゾッとした。犯罪心理学の観点から見ると、子どもの頃見た映像は大人になってからもフラッシュバックし、その行動に影響を与えるものらしい。この番組は、視聴者を将来"犯罪者"へと導く危惧さえ感じる。即刻放送中止にするべきだ。今後は、子ども達に生きる喜びを与えるような番組を作ってもらいたい。
バラエティー番組で拷問のシーンがあったが、子どもがすごく気持ちが悪いと言って今でも怯えている。常軌を逸したひどすぎる暴力、性描写、死者への侮辱行為など、ゴールデンタイムの番組とは思えない内容だった。
ここらへんはもう聞き飽きた。BPOに送るより自ら立って活動したほうがいいと思う。
猥褻編
ゴールデンタイムのバラエティー番組を小・中学生の子どもと一緒に楽しく見ていた。20時過ぎ頃から、「浮気の真相を暴く」という内容が始まった。はじめは腹を抱えながら見ていたが、進むにつれて子どもに悪影響を及ぼす恐れのある性的な言葉や、モザイクはかかっていたものの、いかにも性行為を行っている映像が流れた。バラエティー番組とはいえ、この時間帯に放送することはいかがなものか。
楽しく見てたんじゃん。
フジテレビ『ザ・ベストハウス123』(1月11日放送)だそうで。
審議の結果、引き続き審議を行うこととしたようです。
ドラマで強姦を匂わせるシーンや女性の体を映しているシーンがあり、未成年にとってこれらのシーンは非常に好ましくない。売春や児童ポルノなどの犯罪にもつながりかねない。今後はこのようなシーンをなくして、大人も子どももみんなが楽しめるようなドラマにしてほしい。また、再放送などではこのようなシーンをできる限りカットしてほしい。
もはやセックスヘイターの領域。
CM編
いまに始まったことではないが、バラエティー番組などでCM前に「この後…××!」といったような告知をし、CMがあけてみれば「次週…××!」と次回の内容であるケースが非常に多い。視聴者からすれば「この後」とあおっているので、番組内で放送されると期待してしまう。このようなあおりは視聴者に「騙された」という印象を与え、不快にさせる。
映画を放送する時に、新しく公開する映画の告知CMをいれるようになった。映画を見たくて見ているのに、他の映画の告知をするのは困る。日本人の集中力や学問の低下は、すべてテレビ局のCMのやり方がひどいからだ。若者のテレビばなれもCMが多いからだ。映画が見たいのに、CMや告知のせいで集中力が半減する。昔は、そんなにCMはなかった気がする。
映画館でもレンタルでも本編始まる前にはいろいろ入ってたけどなぁ。
もしかして本編中にCMを差し込むことなのかな? そりゃ無理だ。そのためにテレビで放送してるんだし。
アナログから地デジに切り替わったことと関係があるのか無いのか、とにかくCMが多くなった。せっかくドラマを見ていても、始まったと思うと「ハイ、CM」、又ほんの少し話が進むと「ハイ、CM」という具合に寸断されるので、直前のストーリーを忘れてしまう。何とかしてほしい。
今までのドラマが覚えてるというのであれば、今のドラマは単に覚える価値がなくなったんじゃない?
モンスターを電子レンジなどに入れて合成するという内容のゲームのCM。大人が見れば演出と理解できるが、子どもが「電子レンジや鍋に動物を入れれば新たな生物に合成できる」と受け止めてしまったらどうするのか。他国であった「ペットを電子レンジに入れてしまった」なんてことになったらと思うと恐ろしい。ゲームであれ現実と仮想を区別できる演出にするべきだし、ましてやそれを広い年齢層が無差別に見るテレビなどで放送するべきではない。
いろいろある中ではかなりマシな部類かも。
モンスターを袋に詰めてからレンジに入れるあたり配慮はしたんだろうけど、これは自分が見てもかなり難しい(いやマネしようとも思わんが)
いずれにしても全部検証できないなら番組名公表して公に検証できるようにすべだし、ある程度の投稿者情報の開示は必須だよなぁ、と思う今日この頃。
中高生モニター
第129回 放送と青少年に関する委員会
http://www.bpo.gr.jp/youth/giji/2011/129.html

3ヶ月連続「ドラマ・アニメ」特集の2回目は……
「今月のキラ★報告」(神奈川・高校1年女子)
私が見て期待外れだったと思ったアニメは、『ゆるゆり』(テレビ東京で視聴)です。このアニメの原作は漫画です。私は以前から漫画の方を読んでおり、アニメ化するということで楽しみにしていました。しかしアニメは期待外れでした。
まず、キャラクターの絵が全く可愛くなかったです。漫画はキャラクターのゆるゆりの絵がとても可愛く、その点が一番の魅力です。しかしアニメを一目見て、絵が可愛くなかったのでとても残念に思いました。また、声優さんの声も声質はキャラクターに合っていたので良かったのですが、声優さんが皆台詞を棒読みしているような感じで、私はあまり感情移入することができませんでした。もとから漫画にもそれほど白熱したシーンがなく、ただキャラクターが日常を楽しく過ごしているさまが描かれているだけなので、声優さんもあまり感情を込めて読むことができないのかもしれません。しかし、本当にとってつけたような声を聞いて、唖然としました。
アニメ化されると聞いたとき、可愛いキャラクターが可愛く動いて、可愛い声で喋るのだと期待していたので、とても期待外れでした。ストーリーも漫画のものをところどころいじってアニメにしただけで、アニメを見ての"お得感"はあまりなく、また漫画のストーリー自体があまり面白い訳ではないので、見ていてとても退屈に感じました。30分がとても長く感じられました。
最近の深夜アニメはライトノベルや漫画をそのままアニメにしただけ、というものが多いと思います。それが成功している場合もありますが、多くの場合は原作と比べると、期待外れとなってしまう場合が多いと思います。アニメを放送するとよい宣伝になり、お金が儲かるということもあると思いますが、もう少しアニメの質・見応え感を考えて制作してほしいなと思います。
また、深夜だということもありますが、下品なアニメが多いと思います。そのようなシーンがないアニメの方が少ないのではと思います。別にそのようなものをアニメに求めていない人にとっては、そのようなシーンがあるととても不快な気持ちになります。また、そうだからこそ多くの人は深夜アニメに対し反感を抱いているのだと思います。深夜アニメの中には、見ていて感動するような作品も沢山あります。もう少し全体的に深夜アニメの質を上げて、今反感を抱いている人にもアニメを楽しんでもらえるようになればいいのにと思います。
【委員会の推薦理由】
原作の漫画がアニメ化された時に感じる違和感について言及し、安直な作りのアニメでは視聴者の心をとらえることができないことに言及していることは、最近のアニメへの警鐘として評価できる内容でした。また、深夜アニメの質についての言及も、青少年が深夜アニメをどのように見ているのか、ということをうかがわせていることも、興味深く読むことができました。
……。
まぁ万人に好かれるわけでもないし、原作の層を考えたらこういう方面もあるんだなとは思うものの、これを取り上げて青少年委員会に『深夜アニメとは』云々言ってほしくないなぁ……。


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