2012年5月21日月曜日

B!P!O!B!P!O!のコーナー ~BPO 2012年04月分の意見を読む~

2012年4月に視聴者から寄せられた意見
http://www.bpo.gr.jp/audience/opinion/2012/201204.html

さて新年度、意見の公開方法にも変化はないようすで残念です。

アニメ・特撮編

最近、アニメやドラマなどを含め殺人シーンなど不適切と思われる表現のある番組についての意見が増加傾向にある。私自身もそのようなシーンは苦手だ。ストーリーの特性上やむを得ない部分もあると思うが、見ていて良い気分にはなれない。遺体に関しては演出方法の工夫をしたり、放送時間に関しては特に未成年者に配慮するなどの工夫が必要と思われる。

 工夫ってなんだよ、工夫って。何も言ってないぞ。増加傾向だからって便乗すんなー。

深夜アニメに視聴制限がないことに疑問を感じる。今回見たアニメは、武器商人をテーマに傭兵出身の子どもも銃を持ち、人を撃ち殺すシーンがある。原作の漫画は大手出版社から出版されているので、おそらく掲載雑誌も小学生が自由に買えるし、深夜アニメを録画して見ることも可能。原作漫画もアニメも年齢制限に関するルールが曖昧。ゲームや映画には年齢制限があるのに、深夜アニメは暴力的でも性的表現が多くてもそういう規制が全くない。この作品に限らず深夜アニメ等に関して、各局とも野放しになっているようで驚く。テレビ局にも視聴者年齢制限のルールが必要ではないのか。

 アニメにだって規制はあるんだけどなぁ、ヨルムンガンドは規制とは別に最後まで見ていただかないとわかってもらえんだろうなぁ。
 つーか「今回」ってことは初めてじゃないんだよね。「深夜アニメ」は見るのはさ。規制されてない深夜アニメ見る方が難しいけどなぁ。
 まぁ録画による深夜回避と視聴年齢制限については反対しないけど。

報道編

京都府亀岡市で、18歳の少年の無免許運転の自動車が登校途中の子どもの列につっこみ10人が死傷した。死亡した妊婦の夫を大勢の記者がとり囲んでインタビューしていたが、目を覆いたくなった。こういう無神経な取材はやめてほしい。被害者や遺族がどれだけ悲しく悔しいか、聞かなくてもわかる。視聴者もそんなわかりきった映像やコメントを求めてはいない。ただでさえ事件に巻き込まれて苦しんでいるのに、さらに苦しめるようなことをなぜするのか。第二の加害者になっていることをもっと自覚するべきだ。

 それを見てる第3の加害者もいるんだよね……。

関越高速道バス事故に関するディレクターの取材姿勢が不適切だと感じた。事故を起こした会社の社長が取材陣の前で時間を割いて取材に応じたのに、その後車に押し掛け、更には会社社長が被害者に会うために訪れた病院内にまで入り込んで廊下で「何か一言コメントを」と付きまとうことは、良識ある大人の行動とは思えない。取材方法に問題があると思う。

 会見に遅刻したのか? ひどいなぁ。

花見のニュースで、「たくさんの人でにぎわいました」というコメントとともに"津波に町が襲われる映像"が流れた。中継と津波の録画映像を間違えるわけはないだろう。悪意で遊んでいた「セシウムさん」と同じではないのか。テレビ局には緊張感が感じられない。「セシウムさん」で再発防止策は立てられていないのか。映像を間違えた経緯を説明してほしい。

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 再発防止策を立てることなく他でも起きたケースもあるみたいです。
 で、このケースと一緒にまとめられてしまってBPO内部では終了するみたいです。さすがにこの件を埋めるために利用したなんてことは時期的にないと思いますが。

北朝鮮からミサイルが発射された。まだ政府の正式な発表はないが、情報が錯綜している中で、司会者が「なんか拍子抜けですね」と発言していた。発射数分で墜落もしくは空中分解らしいが、その「拍子抜け」は何に対する拍子抜けなのか。日本領空内や本土に飛来しなかったから拍子抜けと聞こえる。沖縄に飛来しPAC3が発射されることを期待していたのか?不謹慎極まりない。

 どうなんだろ。不謹慎?

バラエティ編

料理の値段を当てるコーナーで、MCの代役として出演した兄に対するゲストの大御所タレントの態度がひどかった。登場していきなり「熊本に帰れ」と罵倒、その後も何か話すと罵倒し、喋らずにいれば「何か喋れ」と言う。間に「あたしの一日の稼ぎはお前の年収だ」などの暴言。それが笑いになっていればいいが、兄も委縮してしまった。他の共演者も大御所タレントに媚びて兄を嘲笑していた。まさにイジメの構図だ。このように大御所タレントとそれに媚びる連中との集団で一人を執拗にからかう構図は大変不愉快だ。これが演出だとすればスタッフの神経を疑う。

泉ピン子「何だ素人、コラ!」 上田兄罵倒でブログ「炎上」騒ぎ
http://www.j-cast.com/2012/04/09128286.html

日本語編

民放番組の天気予報コーナーで、最近「ステルス雷雨」「爆弾雨」「ゲリラ豪雨」といった新しい表現がよく使われている。いずれも戦争に関連した言葉で、単なる受け狙いの奇抜な表現に過ぎない。気象庁に確かめても、「正式にはそのような表現はない」と言われた。気象予報士の仕事は、正確な天気予報を提供することに尽きる。大衆向けの新奇な言い方ばかりに気を取られているようでは困る。

 戦争言葉イクナイ!かと思ったら結構まともな話だった。確かに流行の通じない言葉で「てへぺろ豪雨」とか言われたりしたら困る。

ラジオ編

以前はテレビを見ていたが、本編とCMの音量の違いに我慢ができず、テレビをやめてラジオに転向した。ところがラジオもやはりCMの音量が大きく、その度にボリュームを絞らなければならない。スポンサーの意向もあってそうした演出をするのかも知れないが、リスナーすなわち消費者の立場から言えば、それこそ逆効果だ。印象的なCMが適切な音量で流れた時に、リスナーは思わず耳を傾ける。

 以前から言ってますが全然差がわからない(もちろん音の大小はわかるつもりの)人なのでそうなのかーとしか言えませんが、そろそろそういうものも対策される(民放連はラジオもあるし)ようですよ。

CM編

食べ物のCMにもかかわらず、そのスナック菓子をお尻のあたりに巻きつけ、そのお菓子はむき出しのままお尻をくねくね回すことは、下品だし、見ているこっちが恥ずかしい。子どもに見せたくないし、真似されたら困る。ふざけたCMづくりで、食べ物を粗末にしている。


各自でご判断ください、としか……



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