2008年6月23日月曜日

B!P!O! B!P!O!のコーナー 2008年5月分

もう来月の内容が目に見えるようです(挨拶)
http://www.bpo.gr.jp/bpo/iken/index.html

● 報道編

民放・NHKの中国・四川大地震報道が臨場感を欠いている。四川省は日本全体の面積と同じ広さで住民9千万人のうち1千万人が罹災したと伝えられている。地震の際問題になるのは食糧、水、輸送の3つで、明日はわが身なのだから日本で発生したらどう対応するかの視点で放送してほしい。これまでの放送では一過性・他人事の報道で全く想像力が働いていない。1千万罹災者の場合、1日3千万食の食糧確保が必要になるわけで、それだけ考えてもその規模の凄さがわかる。東京で発生した場合は、罹災者は2.3千万人にのぼるとみられている。
おいおい。いくらなんでもそれじゃ全滅じゃん。それに臨場感って向こうが見せてくれないんだからしょうがないでしょ。
中国・四川大地震の被災地へ自衛隊輸送機が派遣されるというニュースの中で、第二次大戦中の日本軍による被災地付近での爆撃が映像付きで紹介されたが、今回の自衛隊輸送機の派遣といったい何の関係があるのか?何かにつけて大戦中の話を持ち出すこの放送局の意図が理解できない。全く関係ない話を紹介するのは非常に不愉快だ。
向こうがそう受け取ったらしいからしょうがないじゃん。
最近「インターネット上に"硫化水素による具体的な自殺方法"が掲載されている」という情報とともに、その方法を用いた自殺の件数や発生箇所、現場の状況などの具体的な報道がされている。報道が過熱するに従い、実際にその手段( 硫化水素 )を用いた自殺が増えているように思える。この増え方は異常で、明らかに報道がきっかけとなり、自殺志願者がその自殺手段を探し出したかのようだ。WHOが「自殺予防に関するメディア関係者のための手引き」という文書で禁じているように、自殺の報道で具体的な手段を報じるのはマスコミが行うべき行為ではない。さらに「ネットにそういった情報が掲載されているのが悪い、ネットを規制すべきだ」と自らの責任をネットに押し付けるような報道まで行われている。一刻も早く自殺報道についてのガイドラインを作成し、すべてのマスコミにそれを守らせるべきではないだろうか。
ここ数ヶ月来ている話なのではあるが毎度WHOを引き合いに出すのは同じ人だろうか。
後期高齢者医療制度について、番組では政府を非難した意見が大半だった。確かに実施迄2年以上の期間があったのだから、各地方自治体は実際に負担額がどうなるか調査準備をしておくべきだったと思う。番組では必ず担当大臣を責めるような意見に終始するが 制度を具現化し実行するのは官僚であるのだから、担当官庁の事務次官、局長を責めるべきだ。今回の制度が円滑に行かないのは、厚労省の役人の責任が50%、各市町村自治体が50%ではないかと思う。番組では、もう少し現実的に問題点を直視した意見を放送するべきだ。事実を正しく放送できない局はその役割を果たしていないとも思う。自局で調査せず、新聞記事を安易に羅列する。自局の担当記者に意見を言わせず、経験のない若い芸能人に意見を言わせる。こういう体質の改善を求める。
まぁ大臣が辞めて済む問題じゃないしね。でも官僚引きずり出して収まるものでもないしね。難しいよまったく。
"新たなワナ・広がる薬物中毒"で、リタリンの依存症をとり上げていた。不適切な処方をする精神科医を非難するなど正しいことも言っていたが、リタリンという"依存しやすく取り扱いは難しいが、必要な人には適切に使われている薬"を「悪い薬」と断言していた。また、患者が大量の薬を処方されていることを、いかにも悪いことのように報じていた。確かに無駄な薬漬けは非難されるべきだが、精神科では目的によって違う薬が必要であって、数種類の薬を併用して使用していることが多い。厚生省の規制でリタリンが処方できなくなり、代用として出されたベタナミンを「副作用が強く飲み続けると重い肝機能障害を起こす可能性がある」と悪い面だけを伝えていたが、番組では終始悪い面と依存性に関してだけを話し、患者に不安を与える内容だった。これでは薬を服用している患者はただ不安を覚えるだけだ。薬の危険性や一部の悪徳医者について報じることは悪いことではないが、患者が安心できる方法も紹介するべきだと思う。
病気に対する治療薬がなかったらどうすればいいって話で。
先日の光市母子殺害事件の裁判報道の際もそうだったが、どのような判決が下されるかが話題になっている裁判の報道で、裁判所の前から速報を中継することがよくある。その際、報道記者が法廷から飛び出してきて、マイクに向かって「こういう判決が出ました!」と叫ぶように話すのは本当に見苦しい。外に飛び出してくる様子から想像すると、判決が出た瞬間に、本来神聖で静かな法廷の空気が一変しているのではないかと思う。どうして各局が一秒一刻を争うような報道の仕方をするのだろうか。他局との時間競争など止めたほうがよい。他局より1秒早く判決を報道したということに、どれほどの価値があるのか考えてほしい。1秒早い、息せき切った叫び声よりも、30秒遅れた冷静なコメントの方が報道としての価値があると思う。テレビ局同士の競争を止めるのは難しいかと思うが、法廷内部の事も考えて取材は各局でしても速報は代表1社による共同発表にすればよいと思う。
だって法廷の撮影できないんだもん。代表1社だとそれこそ速報ダッシュせざるをえなくなるよ。
江東区女性殺害事件で、隣室の男に殺害され遺体が遺棄されたことを連日報道している。その内容は「遺体を切り刻み…」「骨を切断…」「肉片をトイレに…」などとあるが、そこまで表現しなくてもよいではないか。気分が悪くなる。ましてご遺族は耳を覆いたくなるだろう。何とか止めさせてほしい。また、逮捕された男性容疑者の母親に取材の際、「息子さんがこのような事件を起こしてどのような気分ですか」と母親にインタビューしていた。母親の顔は放送されなかったものの母親にも人権はある筈で、何故このような残酷な質問をするのか。報道機関としての認識を持つべきである。
そういう気分の悪くなるようなことをした人に言ってください。
「チベットに極秘潜入」なる趣旨の特集があった。番組内では検問所で「日本人であることがバレないように」等のナレーションがされながらチベット内に潜入したという内容が堂々と報道されていた。耐震偽装、食品偽装などが頻発し、企業に昨今これだけコンプライアンス等の法令等遵守が求められている中で、マスメディアのみ「知る権利」や「報道の自由」を盾に好き勝手に報道するのはいかがなものかと思う。中国が国際的に非難されているとはいえ、中国内では中国の決まりに従って行動するのが筋だと思うし、取材だからバレなきゃ何をしても良いという考え方は間違っている。またこのテレビ局は他の報道番組において「マナーが悪い○○」というタイトルで若者や観光客などのモラル低下の現場を取材し特集を組んでいることがあるが、そのようなマナーの悪い人間も法令を守らない報道機関も五十歩百歩だと思う。
どうせ「断られました」で帰ってきたら罵倒するくせに。
女性が男性を刺して逮捕されたというニュースを報道していたが、そのニュースの字幕や発言が「同棲していた"男"を・・」と、まるで男性が犯罪者であるかのような言い方をしていた。本来、「男性」と表現すべきところを、男性が悪いかのように「男」と表現する偏向報道に強く抗議する。
男女の取り違えはよくあること。
5月17日( 土 )に行われたJリーグ第13節・浦和レッズ対ガンバ大阪の試合で小競り合いが起きた。私はスタジアムで観戦していてこの事件を見ていたが、帰宅後に自宅でテレビのニュースを見ると、どのメディアも誤認報道をしていて激しく憤りを感じた。一番影響が大きいと思われるテレビ報道も、大概が誤認報道だった。数名の取材記者が、5万人強の目撃者の知る事実を捏造して良いのか。テレビの報道だと「被害者」が「加害者」になっている。事の詳細は全ての関係者から事実関係を取材確認すれば自ずと見えてくるだろう。「被害者」を「加害者」にするのが報道なのか?
どっちのサポだろう。記事的にはガンバサポの水風船がきっかけでレッズサポがガンバサポの出口を封鎖したらしいが。
外国人犯罪者の名前を日本名だけでなく本名でも報道すべきである。本名を伏せる理由もわかるが、それでも公平性、真実、および人権を優先してこそ放送の役割である。ちなみに日本人の犯罪者は本名を報道されるが、外国人犯罪者は本名を報道されない現状を、人権で逃げるような些末な言い訳をしないでもらいたい。
まったくだがまずは新聞に言ってもらいたい
近年、成人式というと沖縄の様子を映しているテレビ局が急増しました。私の兄は沖縄に住んでいるのですが、兄が現地の人に聞いた話によると「本州の取材が来るようになってから、暴れ方がエスカレートした」「テレビに映ることができるからと、本州からわざわざ暴れに沖縄まで来る奴もいる」ということで、本州からカメラ取材に来ることをとても迷惑だと言っていたそうです。実際にその年の様子をみると、皆カメラの前でカメラ目線で警察官と揉みあいの行動をしていました。成人祝いというよりも「暴れたらテレビに映るぞ!こんなチャンスはないぞ!」という感じで暴れているとしか見えません。沖縄の人は本州のカメラが来るだけで大騒ぎになるので、映像は沖縄のローカルの局にまかせ、本州からの成人式の取材はしばら止めてもらえないでしょうか。県民は「このままでは沖縄へのイメージが落ちる」ことをとても困っています。

想像はしてたけど本当かなぁ。

● バラエティ・ドラマ編

忍者の格好をしたタレント達が小麦粉を一杯に貯めたプールをはさんで綱引きをし、負けたほうがプールに落ちて粉まみれになりそれを見て笑う・・・そんなシーンが放送された。小麦をはじめとする食糧の価格高騰や食糧不足が世界的な問題になっている中で、食糧を粗末にするこのような番組を放送するテレビ局の倫理観の欠如、常識のなさに呆れた。人間として悲しかった。こんな局には公共の電波を使用する資格はない。
とうとうそんなことを言われる世の中になってしまったことが悲しいわ。
ドラマや映画で犯罪や社会問題に焦点をあてるのは良いことだが、その番組告知をする映像には直接的な表現をできるだけ避けていただきたい。私はドメスティックバイオレンスの被害者で、再現VTRなどを見るとパニック障害を起こす。関連する番組や映画については、なるべく見ないように避けて暮らしているが、ランダムに、しかも大量に流れる番組の宣伝については避けられない。「見なければいい」ということができないのだ。「ランダムに流れる」「見ることが避けられない」という番宣の特質があるのだから、人に直接暴力を振るう映像などはできるだけ控えていただければ、今後もテレビを見ることができると思う。報道被害とまではいえないが、放送による被害だと思っている。
テレビ見なくていいよ。ラジオ聞けばいいよ。そんなの無理だから。
「役所を24時間営業に」というテーマで討論していましたが、その提案者であるタレントが「忙しかったので、子供の出生届を母親に頼んだが午後5時を1分過ぎたので受付けしてもらえなかった」と発言していました。しかし、死亡・婚姻・出生届は時間外でも手続きができるはずですので、事実を確認してから発言してください。また他のタレントも、「自分も1分過ぎたら受付してもらえなかった」と発言していましたが、今の市役所では考えられません。その事実があるのであれば、何処の市役所なのか名前を出して発言してください。討論に抗議するつもりはありませんが、事実内容は充分に確認して放送してください。テレビでそのような発言をすると、すべての市役所が同等にみられますので憤りを感じます。また、「奥のほうで暇そうにお茶を飲んでいるお年寄りの職員がいた」との発言がありましたが、市の職員と確認したのですか。市役所には市民が面会に来ることがあり、その時にはお茶も出します。事実をきちんと確認して発言してください。
婚姻届を0時提出って話はよく聞くね。
民放の24時間テレビなどの長時間番組を真似て、NHKもBSテレビやFMラジオなどでしばしば「今日は1日○○ざんまい」などいう長時間番組を放送するが、これは視聴者を無視しているのではないか? たとえ見聞きしたい内容でも、そんなに長時間付き合える人は殆どいないだろうし、見聞きしたくない内容だと「今日は1日放送休止」と同義になってしまう。番組の企画などは手抜きできるだろうが、視聴者にとっては迷惑なだけである。いろいろな嗜好に応じた多彩な番組を公平に放送するのが公共放送の使命だと思う。また、長時間番組は制作スタッフは交代でやれるかも知れないが、出演者はずっと拘束されるのだから、その意味からも問題があると思う。
今年はアニソンなくてよかったか?
ドラマ番組。このドラマには高校生が金髪や茶髪で出てくるが、それを教師が一切注意しようとはしない。ヤクザの親分が勧善懲悪を語り、主人公の教師が、法に任せずに暴力で物事を解決する。エンターテイメントのドラマとはいえ、これを見ている青少年への影響が心配である。
ごくせんも言われたもので。
ドラマ番組。このドラマは教師に対する暴力シーンが多いドラマだが、今、学校で教師に対する暴力やいじめが問題になっている中で、こういうドラマを放送するのはとてもよくないと思う。もし、真似をする人がいたら大変な事になるので暴力シーンをなくすようにしていただきたい。
ドラマ番組。荒れた学校が舞台だからかも知れないが、生徒や教師の喫煙シーンが多く、しかもほとんどが廊下や教室など校内でのことなので驚いた。いくらドラマでも、未成年者や教師の喫煙を肯定するような演出には共感できない。視聴する若い人への悪影響が心配だ。
それは悪の演出だと思うんだが。
お笑い番組に出ている芸人の「3の倍数になるとアホになる」という芸は許せない。というより、これを「芸」と言ってはいけないと思う。スタジオではゲストも客席も「アホ」になった顔を見て笑っているが、これで笑うということは倫理的におかしいと思う。障害者の方々、顔面神経麻痺の方々の気持ちを考えたら、このような程度の低い笑いをテレビで放送することが適切か不適切かはすぐに分かると思う。放送局は、テレビを見ている青少年への影響も真剣に考えるべきだ。

ピンポイントな気持ちだなぁ。

● アニメ編

BS。子ども対象の英語教育番組。"How many~?"というフレーズを歌に乗せて聞かせる際、赤ふん姿の成人男性がこちらに向けたお尻を振りながら曲に合わせて踊って見せる。子どもの英語学習に効果があるとは到底思えず、ただ卑猥で不快なだけなので即刻やめさせてほしい。
実写パート?
子ども達が見る時間帯のアニメは戦い物が非常に多いが、これらのアニメは子供の深層心理に深くすり込まれ、いずれ大きくなった時に、人を傷付けることを何とも思わなくなるのではないかと危惧する。

ウォッチャー(笑)的には何年前の話をしてるんだ的ご意見。

● 猥褻編

「男児の性器を放送することでインターネットに投稿されたらどうするのか」といった意見があり、委員会でもそのような被害を懸念するような内容があった。しかし、投稿されることで被害を受けるということであれば放送した時点で被害を受けるということではないか。今時、ほとんどの家庭に1台以上のテレビと録画機がある。「電波でばらまくのは問題ないがインターネットに投稿されたら被害が出る」というのであれば、それは甚だズレた感覚としかいいようがない。問題をインターネットに押し付けているように感じる。
男児の裸を放送することに対し「男の子の裸はおおらかに扱うべき」という意見があったが、強い違和感を覚えた。女に対しては、子供から大人までその裸を放送しない方向へと意識が働いている現在、何故男に対しては逆方向へ意識が働くのか。性別によって「こう扱うべき。こうあるべき」という固定観念を持つこと、それを他人や社会にまで押し付けることが性差別の根源だと思う。個人的には、性交渉を表すような猥褻な内容でなければ男児女児とも同程度に寛容であるのが自然であり、女児だけの裸を殊更猥褻なものと意識するような風潮が不自然だと思う。
報道番組。"氾濫する児童ポルノ規制をどうする"はひどかった。一部の団体や政党の「規制ありき」の主張を垂れ流しただけで、公平性に欠け国民への正確な情報提供ができていない。公共放送がこんな偏向をするようでは日本の報道は終わりだ。
報道番組。"氾濫する児童ポルノ規制をどうする"は最初に結論ありきで世論を誘導する偏向的な内容だった。テーマである「児童ポルノ」についての定義を一切明らかにしていない。「被害がある」というだけで具体的なデータがない( 現実には極めて稀 )。ゲストが規制賛成派だけで意見が偏っている。単純所持にまつわる諸問題のうち冤罪しか取り上げていない。30分番組であることを考慮しても番組として非常に不適切と言わざるを得ない。まして公共の放送を名乗る局がこのような偏った報道をすることは絶対に許せない。
裸芸人とカメラマンが女子アナの控え室に潜入。勝手に彼女らのバッグを開けて取り出した携帯電話を、なんとその芸人は自分のパンツの中に入れた。その時、着信を示すブルブル震動が起こり、芸人は「あ~震えてる~」と下半身をくねらしていた。許可なく他人の極めてプライベートな所有物に触れ、これを下品に扱って見せるとはひどすぎる。もしこれが、前もって女子アナ達の承諾の上での演出であれば、「やらせ」か「うそ」の放送に当たるのではないか。
バラエティで相手が女子アナならウソやヤラセも通用すると思うが。
ビーチバレーのニュースで選手のお尻の部分をアップにした映像が放送されたが、これはスポーツを伝えるアングルではないと思う。試合会場での盗撮が問題になっているが、盗撮を煽っているのはテレビではないだろうか?この番組はバラエティーではなく、あくまでも報道番組のはずだ。スポーツを報道するのにふさわしいカメラワークを望みます。
民放各局のワイドショーで放送された秋葉原の歩行者天国の問題について。どの局も自称アイドルの尻出しポーズの映像を繰り返し使っていた。どこか一局だけの報道なら、さほど気にならないが、何故こんな映像にこだわったのか?スカートの下などを煽って撮る人のことを「ローアングラー」というそうだが、テレビカメラマンも同じように刺激的な映像を撮ろうと必死になっている姿が想像される。仕事と言いつつスタッフ達の覗き趣味が入っているようで嫌悪感を覚えた。接近して撮らなくとも、どんなパフォーマンスなのか分かれば十分な筈。この女性は後で逮捕されたが、テレビメディアが自称アイドルの売名に利用された感もある。こうした批判は容易に想定出来る筈だが・・・。

これも予想の範囲内。

● その他

最近の放送を批判する。①面切り喰いや口箸、食べ物に対する表現など、女性アナウンサーの食事のマナーが好ましくない。②タレントを含むテレビ出演者の鉛筆の持ち方、箸の持ち方が間違えている。③自然災害の報道で「不自由な非難生活が強いられる」と表現されることが多いが、これは「余儀なくされる」と伝えるべきではないか?④火災現場の報道で「酸素ボンベを背負って・・」と言っているが、火の中に酸素ボンベを持って入ることは非常に危険である。正確には空気ボンベまたはアクアラングと伝えるべきだ。⑤交通事故の報道で「ブレーキ跡が・・」と伝えるが、今のほとんどの車はABSを装着しているので余程横滑りや特殊な動きをしない限り、ブレーキ跡はつかない。
数字の"0"の読み方についてだが、"0"は「レイ」と読むのが正しく、「ゼロ」という日本語はない。NHKの場合は完璧に「レイ」で統一されているが、民放の場合は話す人によって、番組によって、また、流れるCMによって「レイ」だったり「ゼロ」だったりと、その言い方はバラバラだ。ちなみに某有名キャスターが当たり前のように「ゼロ」と言い続けているのには驚いている。民放各局は早期に、正しい日本語としての「レイ」に読み方を統一してほしい。その方が視聴者の耳にも心地よいだろうと思う。
「ZERO」は英語
放送局がドキュメンタリーの取材相手を募集する会社がある。告知を出し、条件に合う一般人が応募して取材を受けることについて、大半は謝礼を提示して協力者を募っている。「詐欺被害者」「暫定税率の影響を受けるドライバー」「生活保護受給者」など様々な募集が行われている。こうしたネットを利用した取材は放送の信頼性が著しく低下する。現場を歩き信頼に足る対象者を見つける取材と違い、ネットで不特定多数に呼びかけると冷やかしや謝礼目的で虚偽の応募をする人が多く出ると予想される。「顔を隠し音声を変える」と条件を提示している募集も多く、身分を偽った応募者による嘘のインタビューが簡単に放送される。また、制作者の取材力が低下し、地道に取材対象を探す努力が怠られる。告知には「地震対策をしている家庭募集」など、行政機関に紹介を依頼すれば済むような独自の取材を放棄しているものもある。こうした制作者の番組は自ずと質も落ちる。放送局はどのように考えているのか。
メディアパークですね。
この歳になってラジオを聴く機会が増えたが、何処の放送局でも「詳しくはHPで」というコメントしている。しかし、我々の世代でパソコンを持っている人は極わずかであり、ましてや番組HPを検索して情報を得ることなど出来る訳がない。番組の中で詳しく伝えるべきである。
まぁやってみようよ。
メディアリテラシーの授業を教育現場で行っている。BPOの活動に期待をしているが、CMを対象とされていないことを残念に思う。いろいろな事情があるとは思うが、CMは社会的な影響力が大きく、テレビにとっても欠かせないものであるだけに、ぜひ苦情の対象として検討の題材に入れていただきたい。
CMは実際のところ管轄外(青少年委員会は明記してないけど)
フードファイターが登場する「大食い」番組の放送が民放で日常化しているが、最近の日本や国際情勢を考えると止めるべきではないか。日本の食糧自給率が5割をきっていること、健康面への配慮、世界各国をみると飢餓に苦しんでいる国が多いことなどに配慮して、食糧を粗末に扱うような番組は止めるべきだ。子どもへの影響も無視できない。
「フードファイター」は認知されてるんだ。
民放の「大食い」番組について「もったいない」や「数多くの飢餓に苦しむ人」を引き合いに出して批判する意見を時折見かけるが、視聴者はそんな立派なのか。今、日本で廃棄されている食べ残しは外国に食糧援助される量の3倍もあるそうだ。そのような歪んだ、いわば私達が作り出した現状を無視して、出された食べ物を残さず平らげる人達や番組を非難するのはおかしいと思う。テレビではそのような現状もしっかり伝えるべきだ。
アニメ少なくてつまんないなぁ……。来月はまた別のもの増えそうだし……。

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