時は平成２２年２月８日（月曜日）……
この回はかなり不作の回？
青少年課長 １番の「ＳＰコミックス 三ツ星お姉さん」は、「指定やむなし」の意見が１６名中６名、「保留」が２名、「指定非該当」が８名でございます。「指定やむなし」の主な意見は、性描写や挿入シーンが全編に亘り、描写が卑わい。「指定非該当」の主な意見は、描写にリアル感がなく許容範囲等でございます。 ２番の「マンサンコミックス ピンク・ペッパー～陸乃家鴨短編集～」は、「指定やむなし」の意見が１６名中５名、「保留」が１名、「指定非該当」が１０名でございました。「指定やむなし」の主な意見は、性描写が全編に亘っている。男性器や挿入部分の描写が激しい。「指定非該当」の主な意見は、性描写は多いがコミカルなタッチであり、卑わい感が薄められている等でございます。ということで「非該当」が多い作品がそろった回となりました。審査に入ってもその辺は気になるようで
○■■委員 私も同じく２誌とも指定で。ただ、今回こうやって聴き取り内容を見ると、保留とか、非該当が多いので、そんなに今までと違うのかなと思ったら、やっぱり今までと同じですよね。どうして今回こうなんだろうと思っています。 ○■■委員 非常に細かい部分に違いがあるんですよ。
○■■委員 この意見の表明の前に、片方は、増刊サンデーからの単行本というふうに帯に書いてあるんですけど、増刊サンデーというのは、対象年齢は何歳ぐらいのものなのかご存じの方いらっしゃいますか、出版関係の方で。 ○■■委員 見たことないからわからないけれども、多分、増刊サンデーですから、実業之日本社というのは、青年コミックの開拓者ではあるんですよね。ですから、対象は青少年がいるかもしれませんけれども、わりと若者だと。 ○■■委員 わりと高年齢ですか。 ○■■委員 と思いますね。小学館の漫画サンデーとは違いますからね。 ○■■委員 いろいろレーティングが細かく分かれるんですよね。あれが普通の本屋さんに並ぶことを考えれば、指定に該当するとは思います。 ○会長 ２誌指定ということでよろしゅうございますか。 ○■■委員 はい。雑誌に18禁以外のレーティングなんてあったんだ。つーか増刊サンデーと少年サンデーの区別つかんのか？ いつものことなんですが審議会に提出された図書はほぼ100％指定されます。時々こうやって異論や質問が出るのが珍しいくらいです。
東京都青少年健全育成審議会の答申
前回はまだ議事録にまとまっていなかったのでここで配布されたようです。
一応ここのメンバーも会長をはじめ数名が第7回専門部会に出席して発言しています。
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/09_singi/28b7giji.pdf（第7回専門部会議事録）
ここでは青少年健全育成審議会のしくみとか実際の活動などが説明されているので知りたい人にはいい資料かと。
そしてこの「青少年健全育成審議会」の委員による青少年健全育成審議会の上を行くトンデモっぷりも第8回などを読むとわかります。
つーことでこちらでもちょっとした動きがありました。
○■■委員 第２８期東京都青少年問題協議会の答申で、「メディア社会が拡がる中での青少年の健全育成について」、この答申の内容ですけれども、これはほかの協議会の審議内容でありますけれども、私どもの党の委員も、その協議会の委員としていろいろな意見を申し述べたんですけれども、あまりそれが取り入れられずに、現行法制上、行き過ぎた規制を求める内容の答申になっていることを大変遺憾に思います、ということを申し述べます。 ○会長 それはご意見として？ ○■■委員 はい。 ○会長 別に回答は必要ございませんね。 ○■■委員 特に結構です。 ○会長 ご意見として承っておきます。ほかにございませんでしょうか。 ○■■委員 条例案というのは、いつできるんですか。 ○浅川参事 今、いろいろ検討しておりまして、もう少し時間がかかるかと思います。 ○■■委員 もう少しというのは？ ○浅川参事 第１回定例会に提案できるものは提案したいと考え、現在、検討しております。２月２４日に開会いたしますので、その１週間前までには。 ○■■委員 まとまるんですか。 ○浅川参事 はい。 ○■■委員 分かりました。……まぁ本当にちょっとした動きですが……
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