……なので、今日は通常とは異なる手記。
昨夜、BSジャパン「かんなぎ」待ち……でのこと
…… …… ……
……そういえば本棚を空けてくれと言われてたんだったなぁ。 ……そろそろ全部積んだら天井まで届くかなぁ。
……ということで今日
がさごそがさごそ(本棚とかいろいろなところから一箇所に集める音) ぱたぱたとんとん(カバーを取って、数えながら積む音) ……ふぅ。
……まずは美少女文庫から
と、
左から10冊+9冊+9冊=28冊
あわせて75+28=103冊 ちなみに買い遅れた記憶はないので全部初版のはず。確認しきれない。 全刊行数は今のところ163冊だそうなので、とりあえず過半数。ここ数年は全部買ってるので思ったより少ない感じ。 今は甘口なラブコメが鉄板なレーベルだけど、初期はいろいろな趣向の作品があってそういう方面には肌に合わなかったり、壊滅的にダメな作品もあったりしてスルーしたり購入しても売却したりしていたものもあったからかも。 今ならほぼ確実に学園系のラブコメで複数ヒロインによるハーレム系か単一ヒロインによる調教系を経てきれいにハッピーエンドを迎えるものがほとんど。ビジュアルにも定評があってエロゲでも有名な絵師さんも出てきたりします。表紙の裏にも描いてあるリバーシブルポスターや月3冊中2冊は1枚目のイラストがリバーシブルピンナップになっているなど抜け目ない様子。
……次はもちろん二次元ドリーム文庫。
左から22冊+21冊+21冊=64冊
2レーベルあわせて103+64=167冊 これについても少なくとも昨年から全部購入。そして古本屋で購入した記憶があるような気がするので自信はないけどほぼ全部初版。まぁこの種の本に初版の価値があるのかどうかは不明ですが。 こちらは最近100冊目を迎えて現在全106冊。やはり甘口ラブコメが主流で美少女文庫より主人公に複数(最低3人から)のヒロインが同時にエロいことをしてハッピーエンドになる「ハーレムエンド」を徹底しているのが特徴です。あと、薄くて挿絵では1ランク下。最近はいい勝負してるけど。
……ここからはおまけ。二見/二見ブルーベリー文庫
二見書房というと(最近少なくなったけど)ロリ系の挿絵のないエロ小説レーベル、マドンナメイト文庫の出版社。 萌え真っ盛りのころにその路線から一気に躍り出るべく自前の強みだった体験告白ものや、それを織り交ぜた萌え要素(姉、妹、メガネ)の分析本などを出してました。単品でもなかなかいい作品が出ていたと思ったんですがネタ切れになったのかすでに終息した模様。
ここからメガネっ子分析の本「眼鏡っ娘大百科」という本も出ていますが、これはあのかーず氏ねの商業ライターデビューになるのかな?
のちの「ツンデレ大全」「ヤンデレ大全」に繋がる「属性本」スタンスの原型かと。ここでは「エロラノベ」ではないので外してありますが。
あと3冊ほどある人のシリーズモノがあったのですが、それは全部売却したことをよく覚えていますw 今書いてる一般のラノベの方が好きです。3巻まだ?
……そんなマドンナメイト文庫にも素でエロラノベを出した時期がありました ……フランス書院の黒歴史w ナポレオン文庫
マドンナメイト文庫:1冊、ナポレオン文庫:13冊
挿絵のないエロ小説の世界から一気に世界を広げてみせたフランス書院のナポレオン文庫。 当時の黒いフランス書院文庫とはかけ離れた。当時隆盛を極めていた角川スニーカー文庫、富士見ファンタジア文庫を超える、当時は概念すらあったのかどうか怪しい「萌え」を感じさせるデザインが魅力的でした。当時ロードスもいいけどフォーチュンが最高だぜ!で主にマドンナメイト派だった私はたぶん第1作だった「プリンセス・ロード」を見てついにこの領域にもエロ小説がやってきたと感慨深く思った記憶があります。
中身についてもこの分野では競合がなかったためか「とにかく最後はHすれば良し」というゆるい縛りでいろいろな種類で作品が出て行きました。学園モノもありましたが、いわゆる西洋ファンタジーからSFモノ、ロボット、魔法少女などなど。とにかく現実離れした世界設定でアクションの多い話が多かったと思います。ハッピーエンドもありましたが、陵辱や調教をされた挙句バッドエンドになってしまうものも少なくありませんでした。個人的には来月はどんなジャンルで来るのか楽しみな反面、期待外れのジャンルでスルーしたり、読んでみてバッドエンドに萎えてしまうことがよくありました。 結局のところ、現実の世界とは違う世界を構築して、活劇を描いてしまうと肝心の「抜きどころ」の分量が減り、その中でも「使える」確率が現実の延長で描かれている黒本より極端に少なくなってしまったわけで。 結果的にその手広い路線は改善されないまま、ナポレオン文庫は数年で消えてしまいました。
もうフランスはナポレオン文庫出さないのかな、と思ったそのころ。エロゲのノベライズの波に乗った形で再び、美少女文庫が生まれました。 当初はナポレオン文庫同様の多角展開をしていましたが、程なくして現実離れした世界観は鳴りを潜め、一部を除いて学園ラブコメをベースとしたHシーン重視、ハッピーエンドという内容に絞り込まれた印象です。 同じくして二次元ドリーム文庫もやはり学園ラブコメに軸を置いたものの、こちらはまだそれ以外の世界感(特に「ハーレムシリーズ」を中心にした西洋ファンタジー系)も継続させて「ハーレムエンド」というハッピーエンドを徹底させ、ハーレムとは逆の陵辱や輪姦(複数対1)、バッドエンドは二次元ドリームノベルズという別レーベルに分離しました。
需要がないわけではないものの、やはり何かに反する描写は生き残るのが難しいようです。
さて、第1弾となった(?)「プリンセス・ロード」から始まる星野ぴあすの「プリンセスシリーズ」は、2作目の「プリンセス・リコール」がナポレオン文庫で発刊されますが、次を待たずにナポレオン文庫の方がなくなってしまいました。 その後、マドンナメイト文庫の方でシスプリやウテナネタ(最近ではプリキュアネタ)のエロ小説を発表してはネタになっていたわけですが、ついに第3作「プリンセス・ブレイド」がマドンナメイト文庫で発刊されました。このままいくつかのラノベ風な作品を経て、装丁が白くなって、二見ブルーベリー文庫が誕生します。そして第4作「プリンセス・ヴェール」が出て、今度はブルーベリー文庫がなくなってしまいました。 星野ぴあす先生自身はまだマドンナメイト文庫でがんばっているようですので、今後の動向を一人で見ていることにします。 ナポレオン文庫→二見ブルーベリー文庫には改訂、合冊になった性転換とフタナリなファンタジー本「オルランドの伝説」&「ファーレンの秘宝」(二見ブルーベリー文庫では「完全版 ファーレンの秘宝」)もあります。
……ってあれ? 「オルランドの伝説」がない。もしかして……
がさごそ(心当たりを探す音)
美少女文庫:4冊 ナポレオン文庫:1+1=2冊 ブルーベリー文庫:1冊
なんか余計なものを掘り出してしまったような……w あと、これ書くときPCの前にさっき読んだ美少女文庫「乙女新撰組~恋する秘剣~」が置いてあったので……
初期集計 | 追加集計 | 合計 | |
美少女文庫 | 103冊 | 4冊+1冊 | 108冊 |
二次元ドリーム文庫 | 64冊 | 64冊 | |
上記2レーベルの合計 | 172冊 | ||
二見/二見ブルーベリー文庫 | 10冊 | 1冊 | 11冊 |
ナポレオン文庫 | 13冊 | 2冊 | 15冊 |
上記全4レーベルの合計 | 198冊 |
……今月中(6冊購入確定)には大台だな。
……さて、代わりの場所を片付けるか。 ……というか単に数えるだけだったはずなのに何語ってんだろ。感じたことを書いただけなので時代考証の正確さはわかりません。 あと、ラノベにならないしカバー全がけで表紙出すの面倒なんで出してませんがすでに100冊超えてるマドンナメイト文庫とか、エロゲノベライズや二次元のノベルズなんかもかなりありますんで総数では300冊は間違いなく超えるかと。 天井云々は美少女文庫25冊分が40センチ。天井までは250センチあるので、美少女文庫約160冊分。 ただ二次元は薄いからあと10冊くらい必要かも。でも積まないよ。見てのとおり25冊でこの傾きようだし。
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