2010年4月14日水曜日

Googleの図形描画アプリを使ってみた

「Google Docs」、リアルタイム性が向上しドローイングエディタも追加
 ということで、早速SphereのSay!you youngのコーナーが面白かった件の図形を改めて書き直してみた。
【操作】
 正直、普段使ってるOpenOffice.orgよりも直観的で簡単に描けて驚いた。
 図形は必要なモノはほぼそろっていて、回転や整列、配置といった基本操作やグループ化やその解除した後の再グループ化(使ってみると感動する)まである。
 顔写真など画像ももちろんアップロードできる。ブラウザ経由でファイルを指定するだけで、ほとんどクライアントアプリを使用しているのと変わらない感覚で画像をインポートできるのが自然過ぎて気づくのにしばらくかかった。
 ただ線に関しては直線とフリーハンドだけ。曲線やフローチャートに便利なコネクタはうまく表現できない。直角だけでいいので綺麗に曲がる線が一度に描けると一気に表現力が高まると思う。
【できたもの】
 このツールで作った図表は他のGoogleドキュメントと違って、MSOfficeやOpenOffice.orgの形式にエクスポートすることができない。現状ではPNG,JPG,SVG,PDFの4つで、どの形式で出力してもそれを再編集するのは面倒になる。
 ということで、これを直接Webに公開する方法が用意されていて、右上にある「共有」ボタンから「ウェブに公開」を選んで「公開を開始」ボタンをクリックすることで図をWeb上に表示するためのダイレクトリンクとIMGタグの2つが現れる。
 IMGタグを使うと↓みたいな感じ。一般の画像を貼る場合とほとんど変わらず、エクスポートしたものよりも綺麗に表示されると思う。
 ただ「ウェブに公開」は完全「公開」なのでアクセス制限はできない。

【まとめ】
 細かい調整ではOpenOfficeDrawほか、クライアントアプリの描画ソフトが上手だが、Webアプリで必要十分な機能を備えた今回のGoogleDraw(?)はWebブラウザだけで使えるという意味での簡単さが非力なマシン(特にネットブック)にうれしいサービスだと思う。細かい不満が満たされれば、ローカルで描いた図をアップロードするという手間を省けるというWebアプリの利点がこの上なく光るツールになるのではないだろうか。

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