2月中旬ごろ、自宅のプリンターで1万円札5枚を偽造した疑い。菅原容疑者は9月、出会い系サイトで知り合った女性に偽の1万円札2枚を渡したとして偽造通貨行使容疑で逮捕されていた。足利・他人の定期券を換金した疑いで男逮捕 /栃木
9月15日午前10時半ごろ、同市のJR足利駅で「なくした定期券が出てきた」などと言い、他人名義の定期券を解約し、現金7万2000円をだまし取った疑い。「金に困ってやった」と容疑を認めている。振り込め詐欺:特別警戒の中でも2件 伊勢崎と前橋で被害 /群馬
伊勢崎署の調べでは、14日午後、無職女性方に千葉県に住む長男を名乗る男から「携帯番号が変わった」などと電話があった。男は15日午後1時半ごろ、再び電話で「交通事故に遭い、友人から金を借りた」などと現金98万円を要求。女性は指定された口座に振り込んだ。帰宅した夫に相談、長男に連絡を取り、だまされたことに気付いた。
また、前橋東署の調べでは、商店従業員の女性方には14日、「民事訴訟裁判通達書」というはがきが届き、女性が15日にはがきの連絡先に電話したところ、弁護士を名乗る男が「訴訟取り消しには費用がかかる」などと言い、女性に約50万円を指定口座に振り込ませた。
県警の警戒対象はATM(現金自動受払機)の設置場所が中心で、現場となった有人の金融機関は、いずれも立ち寄り場所に入っていなかった。止まらぬ被害に県警も頭を痛めている。振り込め詐欺:未遂含め4件、鴨川市で相次ぐ カード奪う新たな手口 /千葉
調べでは、13日午前10時半ごろ、鴨川市の無職女性(72)方に警察官を名乗る男から「あなたのカードが偽造されたので確認したい。今から家に行く者にカードを渡してほしい」と電話があった。その後、金融庁職員や銀行員を名乗る男からも電話が続き、女性は暗証番号を聞き出された。午後1時ごろ、自宅に来た男にカードを渡すと、すぐにATMから預金計200万円が引き出された。振り込め詐欺:集中警戒中に4件1060万円被害 /東京
警視庁によると、15日午後1時過ぎ、瑞穂町の男性(64)に息子を装った男から「友達に借りた金を返さなければならない」と電話があり、男性は近くの信金で定期預金を解約して約200万円をATMから振り込んだ。この信金では警官が店舗前で警戒し、窓口でも解約手続きをした行員が「振り込め詐欺では」と声をかけたが止められなかったという。
この他、バイク便業者を装った男が現金を受け取りに来たオレオレ詐欺の被害が葛飾区で2件、融資保証金詐欺が町田市で1件あった。警視庁刑事部の山本仁参事官は「悔しい。対策をさらに強化したい」と話した。横浜・口座を売った疑いで市立中用務員を逮捕 /神奈川
8月中旬ごろ、銀行口座の通帳とキャッシュカードを1万3000円で東京都台東区の男に売った疑い。自宅に届いた融資保証のダイレクトメールを見て電話をして売却を持ちかけられ、カードなどを郵送したという。「3通を4万3000円で売った」と容疑を認めている。上越新幹線で無賃乗車、7人を書類送検 /新潟
今年8~9月、帰省や出張のために東京、上野駅から長岡駅まで無賃乗車した疑い。入場券を不正利用したり、改札口を強行突破しようとしたという。4組は互いに面識がなかった。偽造免許で口座を開設しようとした疑いで男逮捕 /愛知
5月16日午後1時55分ごろ、名古屋市中区の名古屋丸の内郵便局で口座を開設しようとし、身分証明用の免許証が偽造であることを見破られたため逃走、追いかけてきた男性局員(43)の顔に催涙スプレーをかけて全治1日の軽傷を負わせた疑い。カメラをだまし取ろうとした男を逮捕 /岐阜
調べでは、福井容疑者は今年3月9日、岐阜市内の家電量販店でビデオカメラ(13万2000円相当)をクレジットカードで購入。翌日、支払いを免れるために「カードが盗まれた」と同署へうその申告をして、商品をだまし取った疑い。福井容疑者はカメラをインターネットオークションで転売していた。桑名・詐欺容疑で名古屋の男逮捕 /三重
今年5月24日午後5時15分ごろ、桑名市内で盗難に遭ったクレジットカードを使って名古屋市中区大須の男性衣料品店でセーターなど3点(販売価格7万円)と約10分後に近くのリサイクル店で同じカードを出して財布(同6万3000円)を詐取した疑い。振り込め詐欺:岩国で被害229万円 「家のリフォーム代」指示 /山口
調べでは9月24日、男性の息子を名乗る男から「携帯電話をなくし、番号が変わった」と電話があった。同月30日から10月3日にかけ「会社の金を使い込んだ」と説明し、さらに上司を名乗る男が「早くしないと警察ざたにする」などと振り込みを要求。信用した男性は2回にわたり金を振り込んだ。
金融機関の窓口で振り込む際「職員に子どもの家のリフォーム代」とうそをつくように指示していた。振り込め詐欺:全国警戒日、さぬきの女性が被害 /香川
県警によると、女性は、「融資します」などと書かれたダイレクトメールが自宅に届いたため、電話で融資を依頼。保証金名目で、今月10日から4回計70万円を指定された口座に振り込んだという。15日も7万円を振り込んだ。その後、更に振り込むよう依頼があったため、不審に思いさぬき署に相談し発覚した。不審電話:市職員装う 男の声「年金額教えて」--鳴門 /徳島
市によると、電話は若い男の声で「年金額を教えてほしい」という内容。15日午後、市内の女性(86)方に電話があり、女性が「よう分からんので家族がいる時に」と答えると切れたという。女性が市役所に勤める娘に相談して分かった。詐欺:墓地使用料で詐取 無許可造成容疑の社長ら逮捕--小倉南署
調べでは、2人は06年7月~昨年4月、北九州市小倉南区沼新町の社有地に同市長の許可を受けずに38区画の墓を造成。25区画分を経営し、うち18区画分の永代使用料として山口県内の石材会社社長から計1310万円をだまし取った疑い。 墓地埋葬法施行(1948年)前の許可のいらない「みなし墓地」だと偽って売り出したらしい。申し込みがあった3区画のうち1区画に墓石が建てられたが、納骨はされていないという。詐欺:偽セキュリティーソフト、架空Antivirus買わせる 被害拡大中
セキュリティーソフト大手のトレンドマイクロや情報処理推進機構(IPA)によると、米テレビ局CNNのニュースメールやハリウッド女優の動画を装ったメールなどが感染経路になる。ほとんどが英文メールで、リンク先の動画のダウンロードで感染するという。また、実在企業のサイトがウイルスサイトにつながっていて、見ただけで感染した例が報告されている。
感染すると、英語でうその感染警告が画面に出て、マイクロソフト製品に似せた「Antivirus(アンチウイルス)XP2008」という架空ソフトの画面に進み、カード番号を入力させて約5000~約1万円の代金を引き落とす。初心者がだまされやすいという。情報処理関連 後期高齢者医療制度:矢吹町の二重徴収、111件 対象者に謝罪と返金 /福島
町によると、口座振替で保険料を払う人のデータを、社会保険庁に送る際にミスがあり、年金天引きもしてしまったという。内訳は(1)社会保険庁や公立学校共済の登録で住所変更されていたが古い住所のまま送ってしまったものが38件(2)「障害認定」など天引きしない新たな対象者のデータ未送信が73件--だった。国保料:伊達など3市町村、年金から天引きできず /福島
伊達市など3市町村の計342人について、12月や来年2月分の国民健康保険料が年金から天引きできなくなっていることが16日までに分かった。3市町村が事務を委託する県中央計算センター(福島市)のデータ入力ミスが原因という。県会津農林事務所:発注の林道整備工事、ミスで入札無効 費用かさむ恐れ /福島
同事務所などによると、業者に閲覧させた設計図書に、本来必要な現場管理費の冬季対象期間補正を記載していなかった。予定価格には補正を反映しており、15日の開札では、その影響のためか、応札した22社のうち16社が最低制限価格を下回り、失格となった。失格した1社が閲覧資料の不備を指摘し、ミスが発覚した。後期高齢者医療制度:富岡市、2828件誤徴収 桐生でも2件 /群馬
市高齢介護課によると、本来は8月分のデータに基づき保険料を算出すべきところを、法改正に伴う徴収額の軽減措置が更新されていない古いデータを送ったのが理由という。個人情報:長生特別支援学校の教諭、児童・生徒の記録紛失 /千葉
記者会見した中川校長によると、USBメモリーには児童・生徒の氏名と電話番号33人分、携帯電話番号37人分のほか、小学部児童2人分の教育支援計画や指導計画などが記録されていた。教諭は8日朝、職員室の共有パソコンでUSBメモリーを使い、午後3時ごろ再び使おうとして紛失に気付いた。誤徴収:八街市が後期高齢者保険料など 37人から29万円 /千葉
市国保年金課によると、徴収制度の変更により、今月から窓口などでの支払いが可能な「普通徴収」に切り替わる予定だった後期高齢者医療保険で22人、介護保険で15人について、10月支払い分で天引きの「特別徴収」をした。コンピュータープログラムを改めた際、すべて自動で変更されると誤解したことが原因だという。名簿屋詐欺ほう助:都内の業者から購入「振り込め」集団に転売
捜査本部によると、カラタ容疑者は振り込め詐欺グループの注文に基づき、この名簿業者に「通信販売の購入履歴がある30~50代の女性」の名簿の抽出を依頼。業者から1人8円であて名シールを購入し、約3倍の1人25円で詐欺グループに転売していた。詐欺グループはこのシールを使って女性にはがきを出し、通信販売で未払い金があるように装って、現金をだまし取っていたという。 名簿業者は「大学・学校別」「外車購入者」「ネットワークビジネス会員」など項目別の名簿を大量に扱い、インターネットでも販売していた。毎日新聞の取材に「詐欺グループとは知らずに売っていた」と話した。個人情報:園児名簿141人分、紛失--一宮市立富士保育園 /愛知
市保育課によると、同園は15日に年長児43人が名古屋市千種区の東山動植物園へ遠足に出掛けた。けがなどに備えて持参した救急カバンに、保護者への連絡用として全園児141人の名簿を入れていた。昼食時に女性保育士(22)が自分のリュックサックから弁当と一緒に救急カバンを出し、ベンチの上に置いたまま忘れたという。1時間ほどして気付いて捜したが見つからなかった。年金天引き:県内5市、12件ミス システム上の制約で /滋賀
原因は社会保険庁のシステム上の制約で、天引きの中止が間に合わなかったため。湖南市では年金の支給額の変更に伴い、同制度に加入する男性(81)の天引きが中止されるはずだったが、変更できなかったという。 また、彦根市では、6月に政府・与党が決めた低所得者への軽減措置で1期分6400円の保険料を払わなくてよくなった男性が誤徴収された。市は8月に県国保連合会を通じて社保庁に男性の年金から天引きしないよう連絡したが、同庁が対応できなかった。
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